就活スタート号 保育・幼児教育系学生版
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ライパンにお鍋、大きなシャベル、蛇口につながった長いホース、ノコギリやトンカチ……。プレーパークには、大人が使うような本物の道具がたくさんあります。なかなか普段は手に取ることを許されない道具たちに、子どもたちは大興奮! おもちゃにはない重量感や手触りが刺激となり、新たな遊びが生まれていくこともあるのです。本物のフライパンを並べてお料理ごっこ。調理器具の重さにも負けず、真剣にメニューを考えます。のざわテットーひろばには、りんご、びわ、いちじく、あんず、きんかんなど実のなる木がたくさん。 「あの実は大きくなったかな?」と日々観察するだけでなく、自由に摘んで食べることもできます。水遊びや雨降りでデコボコになった地面も、あえて平らにはならしません。その状況から新たな遊びが生まれたり、身体能力を伸ばすことにつながったりします。子どもの身長ほどもあるシャベルを使って、夢中になって穴掘り。大人がレクチャーしなくても、子ども同士で自然に使い方を教え合うことも多いのだとか。のざわテットーひろばの大人の見守りと本人の集中力があれば、わずか2歳の子どもでも本物のノコギリで木材を切り、トンカチで釘を打つことができます。その眼光は、まるで職人さんのようです。節や天候によって刻々と変化していく自然の要素も、子どもの感覚を大いに刺激します。草木や花々、畑の作物、落ち葉のふとん、虫や鳥……。さらには、その日にどんな風が吹いているか、水はどのくらい冷たいか、地面はどんな具合かといったことまでもが、ある意味で遊びの道具となり、子どもたちの豊かな感性を育んでいきます。季フやってみたい!あそこにあったきんかん、僕が採ったの!今日は葉っぱのスープを作ろうかな135

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