就活スタート号 保育・幼児教育系学生版
56/192

保育士のライフスタイルライクアカデミー(にじいろ保育園)「もともと子ども好きだったので中学校の職業体験で保育園を選びました。訪れたのは偶然にもかつて僕が通っていた保育園。前からいた先生たちに『侑くんなら絶対向いているよ』と言われてその気になりました」と屈託なく笑う由良さん。その日から「将来は保育士」と自然に思い定め一度もぶれたことはない。女性が多い職業であることも気にならなかった。ただ専門学校で学ぶようになると、待機児童や待遇の問題など保育士を取り巻く現実を知るようになる。「いずれ家族を養う立場になると考えると、会社選びでは長期的なキャリア形成ができる点を重視しました。当社は本社で活躍する道もあり、子育てに関して多彩な事業を展開しているのも強みです」 もっとも、これはやや後付け的な理由で、入社の決め手は専門学校OBの先輩に誘われて見学した、同社が運営する「にじいろ保育園」にほれ込んだからだ。「明るく気持ちの良い園の雰囲気と、何より職員さんが伸び伸びと働いている様子に引きつけられました。僕が描く保育園の理想像そのものでした」明るく雰囲気の良い「理想の保育園」に一目ぼれ野菜嫌いを克服。保育園でできることは自発的に支援する 配属されたのは2017年4月に開園したばかりの「にじいろ保育園武蔵中原」。着任した時は入園式を5日後に控え、同期の新人2人で搬入したての新品のおもちゃを消毒したり、入園式のしおりを作ったりと、新園オープンにまつわる貴重な経験もできた。入園式の日は、「さあ始まるぞ」と気持ちを引き締めていったという。 同園の中で、由良さんは2歳児クラスの担任をしている。「2歳といえば赤ちゃんから脱して、ひとりの人間として自我が芽生え始める時期。自立に向けて着替えや食事のスプーンを持つなど、なるべく自主的にできるようサポートに徹しています」 いつも元気でにこやかな由良さんに安心するのか、最初の1カ月間は毎日泣いてばかりだった男の子が、今では登園すると真っ先に由良さんの姿を探し、満面の笑みで駆け寄るようにもなった。「僕が休みの時はちょっぴり不機嫌になるようで、そこもまた可愛いですけどね」と由良さん。 ほかにも給食の野菜が全く食べられない男の子がいて、「ご家庭でも同じ状況だと伺って、保育園でもサポートしようと決めました」と振り返る。決して無理強いはせず、しかし毎日お昼にはつきっき子どもたち一人ひとりを見守り成長に寄り添える保育士に子どもが好きという一途な思いを貫き、念願の保育士になった由良さん。持ち味のパワフルさを発揮して元気に活躍する由良先生は、新人ながらすっかり“にじいろ保育園”に欠かせない人気者だ。LIFE STYLE「趣味はロードバイク。アルバイト先の先輩に貰った愛車で風を感じながら走るのが最高ですね。愛犬と散歩するのも毎日の楽しみで、どちらかというとアウトドア派」「教えられたとおりの遊び方だったのが、次第にブロックでオリジナル作品を作ったり園庭遊びを工夫したりと、子どもたちの成長を感じる瞬間が一番のやりがいです」由ゆ良ら 侑たすくさん保育士2017年入社。篠原保育医療情報専門学校保育科卒業。現在「にじいろ保育園武蔵中原」で2歳児クラスの担任を務める。家族構成は両親に兄1人と愛犬。フランクな性格で女性ばかりの中でも気後れせず輪の中心になるムードメーカー的存在である。PROFILEOFFON56

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る