マイナビ看護学生就活BOOK 北陸・甲信越版
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とを常に主軸に置きながら、まずは内定先の病院で着実に力をつけることしかありません。いずれはより高いレベルをめざして、キャリアプランを洗い直すこともあるのかなあ、と思っています。神戸 あるドキュメンタリー番組で、医療従事者の知識不足から患者さんの命を失ってしまった事例を知り、ショックを受けたことがあります。それを教訓に、学び続けながらスキルアップもできる就職先の環境を生かして、患者さんからも医療従事者からも信頼の厚い、小児の専門看護師になりたいですね。木村 自宅で家族に看取られたいという人も増えていると聞きますが、病院で最期の時を迎えるとしても、「この病院なら入院してよかった」「この看護師さんに出会えてよかった」と思ってもらえるような看護がしたいです。患者さんの背景にまで思いを馳せ、その人らしさに気づけるような看護師でありたいと思っています。座談会QQQ多くの看護学生にとって就職活動のキモとなるのが、見学会やインターンシップです。インターネットによる情報収集だけに頼らず、病院の実際の姿を知ることはとても大切ですが、スケジューリングには気をつけたいもの。実際の参加日は4年生の3~5月という人が7割を占めていますが、申込みの締切日はそれよりずっと早いことに注意が必要です。座談会をしてくれた先輩たちも、「うっかり予約を取り逃した」という残念な経験をしていました。絶対に見逃したくない病院がある人は、3年生の秋には日程や申込み期間をチェックしておくと安心です。合同説明会で入職先となる病院に出合った先輩が最も多いという結果になりました。全国規模のものから地域密着型まで、その種類はさまざまですから、早い時期に一度は参加しておきたいものです。同じくらいの割合で多かったのが「実習先」「就職情報サイト」という回答でした。いずれは自分の職場になるかもしれないという意識を持って実習に取り組むことが大切です。また、就職情報サイトは便利なサービスですが、やみくもに検索していると情報過多でかえって迷いが生じてしまうことも。ある程度は自己分析を済ませておき、比較検討するための「軸」を作ってから情報収集するのがお勧めです。入職先を決める要因のトップ3は「勤務地」「病院の雰囲気」「研修・教育制度」でした。待遇よりも大切にしたいものがある、と考える看護学生が多いことがわかります。「病院の雰囲気」は重要ですが、漠然とした印象だけで決断するのは避けましょう。「看護師は患者さんにどんな声かけをしている?」「他職種との連携はスムーズ?」「トイレの清潔感は?」など、具体的な部分までチェックしてください。また、座談会の話にもあったように、研修・教育制度の詳細を教えてくれる病院もありますが、積極的に公開していないケースも少なくありません。詳しい内容を知りたければ、積極的に質問する姿勢を忘れずに。※「2019卒マイナビ看護学生アンケート」より見学会やインターンシップに参加し始めたのはいつ?入職先の病院を知ったきっかけは?入職先決定の決め手になったのは?勤務地24%病院の雰囲気22%合同説明会26%実習先25%3月34%4月19%5月17%昨年8月12%6月 9%その他 9%就職情報サイト24%周囲からの紹介18%その他 7%研修・教育制度17%給与・賞与15%その他22%教えて先輩! 就職活動のあんなこと、こんなことCOLUMN24

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