マイナビ看護学生就活BOOK 北陸・甲信越版
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手術室のスタッフに不安や痛みを言いにくいと思うんです。ですから、事前になるべく親しくなって、どんな些細なことでも遠慮しないで言っていただける関係を築いておくことが大事だと考えています」そんな真藤さんの姿を、刑部看護部長はしっかりと見ていた。「北海道から笑顔が素敵な方が来てくれたなと思っていましたが、話しやすい性格も相まって、すぐに患者さまに好かれる存在になりました。ドクターとの連携もしっかりしていて、頼りになる存在です」脳神経外科では、脳動脈瘤治療の分野で権威のある先生を顧問として招き、脳卒中専門医、脳外科専門医、そしてエキスパートメディカルスタッフによるチーム医療を行っている。「最先端の医療現場に立てていることは、私のキャリアにとって貴重な経験。勉強になることが多い毎日です。命に直結する現場なので、ぼんやりしていると先生から『なにしてるんだ!』と厳しい声が飛んでくることも。気を引き締めて仕事に取り組むことの重要さを痛感しています」集中力が求められる手術室から一歩外に出ると、和やかな職場が待っている。年代の枠を超えてスタッフ同士のコミュニケーションはとても密で、感じたことや意見を遠慮なく言い合える風土がある。新人に負担がかからないよう、先輩たちは常に気遣ってくれる。『みんなで育てる』という育成方針を持っている看護部では、プリセプター制度を導入し、チェックリストに沿って技術の習得や知識の確認を行っている一方で、新人研修では、先輩看護師はもちろんのこと、医師、臨床工学技士、薬剤師、事務職員といった他職種のスタッフも協力し、ただ学ぶだけでなく、新人ならではの不安や緊張を解きながら成長を支援する体制を整えている。「人間関係が、本当にいい職場なんです。仲のいい人だけで誘い合ってどこかに出かけるというのではなく、例えば、休日にバーベキューをするとなれば、必ずみんなが集まってくるし、この前も誰かが市のマラソン大会があるという話を持ち出したら、みんなで出ようと盛り上がって、全員が参加することに。一人ぼっちになることなんかない職場ですね」手術室に所属する真藤さんの勤務時間は、8時30分から17時までの日勤で、休みは4週6休の土・日・祝日。最近は職場の先輩とご飯を食べたり、日光や東京の観光に行ったりと休日を一緒に過ごし『なにしてるんだ!』手術中、先生から厳しい声充実したオフを応援する施設や制度ゆったりと本を読んだり、好きな料理をしている時が私のリラックスタイム。のんびりと過ごすのが好きなんです。でも、せっかく北海道から栃木に出てきたのだから、見どころの多い栃木をいろいろと観光して回りたいですね。5連休の夏休みが取れたり、有給もしっかりと消化できるので、ワークライフバランスの取れた生活を送れます。まとまった休みには海外旅行など、普段はできないこともしてみたいですね。看護師のライフスタイル52

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