マイナビ看護学生就活BOOK 北陸・甲信越版
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学生時代の実習で救命に興味を持った黒木さん。日本大学医学部附属板橋病院を就職先に選んだのはさまざまな救命に対応していたからだ。「当院には救命救急センターがあり、さらに小児救命、母体救命にも力を入れています。世代も病態も幅広い患者さんに対応することは勉強になるだろうと考えました」黒木さんが現在携わっているのはICUでの受け持ち業務と救急車で搬送されてくる際の初療業務だ。救命救急センターでは頭から爪先まで、小児から母体、高齢者まで、ありとあらゆる重症患者の対応を行っている。そこには一筋縄にはいかない難しさもある。「脈拍などのバイタルサインは人によってさまざま。既往歴などによっても読み方は変わってきます。教科書に載っているような症例ばかりではないので、患者さんに学ばせてもらっているところも大きいです」同院はスーパー母体・こども救命対応センターでもあることから、小児や母体の受け入れも多い。時にはICU16床のうち半数が子どもと妊産褥婦になることもある。子どもの場合は暴れて人工呼吸器の管を外さないように注意しなければならないし、精神的に総合力が求められる救命救急センター入職後には少人数研修と座学による集合研修があるほか、プリセプターの先輩が仕事の指導や職場環境に馴染めるようフォローをしてくれます。自らが患者役となって体位変換を体験する研修は特に勉強になりました。それまで自分がやっていた体位変換は必ずしも患者さんにとって楽なものではなかったことに気づき、以降は患者さんの目線で楽な体位変換の仕方を考えるようになりましたね。高度な臨床経験を積みながら、一歩ずつ着実にステップアップ3次救急医療を担い、患者の命を救うために日夜奮闘している救命救急センター。2016年に入職した黒木さんはこれまでにICUでの受け持ち業務、CCUの業務、初療業務などを経験。救命救急センターでの仕事やそのやりがいについて聞いた。Life Style看護師のライフスタイル日本大学医学部附属板橋病院大学病院/学校法人56

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