マイナビ看護学生就活BOOK 北陸・甲信越版
65/88

言葉をいただいたものの、「もっと何かできたのではないか」という思いが募り、先輩にデスカンファレンスをしていただいて、気持ちを立て直すことができました。宮坂 集中的なケアが必要な病棟なので、一人の看護師が同時に担当するのは2~3名と少数です。患者さんやご家族への思いは自然と深まりますよね。各々に合ったキャリアが磨ける充実した制度や環境面も魅力田中 地域密着の病院なので、患者さんとお話しする機会が多い点は当院の大きな魅力だと思います。宮坂 私も仕事の合間をみて、意識的にコミュニケーションの時間を作っています。学生の皆さんには、「実習の機会を大事にしてね」と伝えたいです。私は実習時、自分に自信が持てずます。患者さんは人生の大先輩深く関わることの光栄さ宮坂 患者さんが快方に向かい、一般病棟に移った後にご挨拶できたり、リハビリができるようになった姿や退院の瞬間を見られるのは、この仕事で一番うれしい瞬間ですよね。田中 はい。あとは臥床の患者さんの体を拭いたり、マッサージをした時などに、「気持ちがいい」と、なにげないひと言をいただいたときに大きな喜びを感じます。宮坂 当院の患者さんは人生の先輩方ばかりなので、豊富な人生経験やお話を聞かせていただくだけでも楽しいです。ご家族に寄り添いながら患者さんの人生に関わらせていただいていることも、大変光栄なことだなと感じています。患者さんへの接し方も上手でとても尊敬しています。顔を合わせるたびに「大丈夫?」と聞いてくださるのが心強く、その言葉で平常心に戻れています。宮坂 認知症の患者さんが多い病棟なので、医師の指示を受け医療処置を行う際にも工夫が必要ですよね。田中 はい。その都度、先輩たちに助言をいただいています。学校では多くの病態を学びましたが、知識と実際の看護の現場が結びつかず、アセスメントの難しさを実感しています。宮坂 でも最近は、田中さんから相談を受ける内容も「どうしたらよいですか?」ではなく「こうしようと思いますがどうでしょうか?」と言ってくれるようになり、成長を感じています。積極的で飲み込みも早く、患者さんの話をきちんと聴く姿勢や、いつも笑顔な点も素晴らしいと思い田中 同感です。患者さんの生活スタイルにはそれぞれにこだわりがあり、一様にはいかない難しさもありますが、その方をよく見て、できるだけお一人おひとりに寄り添った看護ができるよう心がけています。宮坂 急性期の病棟なので、看取りをする機会も少なからずあります。私は亡くなった患者さんのご家族から思いがけずお礼の言葉をいただいたことをきっかけに、「ゆったりと良い最期を迎えていただきたい」という思いが芽生え、終末期ケアを勉強したいという今後の目標も見えてきました。田中 私も先月、忘れられない経験をしました。朝まで元気だった患者さんが急変し、ご家族とお見送りをしましたが、どうお声掛けをしていいかわからず、ただ寄り添うことしかできませんでした。ご家族からはお礼の患者さんに積極的に向き合うことができませんでした。十分に時間のある実習時に患者さんとじっくり話す経験をしておくだけでも、後に生きてくると思います。田中 あとは、病院の目の前に奇麗な寮があり、交通の便がいいのも魅力です。寮のメンバーたちも仲が良く、夏には皆で屋上で花火大会を鑑賞しました。宮坂 進路に関して言えば、キャリアアップしたい人も、自分らしく働きたい人も、自分に合った道が選べる環境です。プリセプターやアソシエイトのほかにも親身に相談に乗ってくださる方がたくさんいますし、さまざまな経験ができる病院なので、入職後も希望の道を見つけやすいと思います。あとは個人的に、賞与が手厚いこともやりがいにつながっています。CONTACT院長 津田裕士看護部長戸島郁子病院種別 大学病院設置体 学校法人診療科目高齢者総合診療科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎・高血圧内科、膠原病内科、糖尿病・内分泌内科、メンタルクリニック、脳神経内科、外科・消化器外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、婦人科、麻酔科・ペインクリニック、臨床検査科、病理診断科、リハビリテーション科、歯科口腔外科(24科)病床数 404床職員 612名      (2018年4月1日現在)看護師 317名      (2018年4月1日現在)看護体系 一般病棟7:1       精神病棟13:1外来患者 1,061名(1日平均)入院患者 362名(1日平均)学校法人順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター〒136-0075 東京都江東区新砂3丁目3−20TEL.03-5632-3111https://www.juntendo.ac.jp/hospital_gmc/Profile2013年入職。幼少時にお世話になった優しい看護師に憧れて志望。同院の雰囲気の良さや福利厚生面に魅力を感じ入職。趣味はプロレス観戦。Nozomi Miyasaka2018年入職。養護教諭を志していたものの、実習中にやりがいを感じ看護師の道へ。将来、地元で介護福祉に携わるために、高齢者に特化した急性期病院である同院を志望。Momoka Tanakaはこちら65

元のページ  ../index.html#65

このブックを見る