日本のリーディングカンパニー2020
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957日本のリーディングカンパニー商学部卒の木戸さんは、NTTグループのシステム開発を手がけるNTTコムウェアに入社し、モノづくりに挑戦することを決断した。「NTTコムウェアの社員との対話を通して、NTTコムウェアであれば文系出身の私でも『モノづくり』に携われると感じました。もちろん、形がはっきりと見える製品や商品だけでなく、サービスやソリューションといった目に見えないところも含めた広い意味でのモノづくりです」ICTとは無縁な環境で育った木戸さんがこう考えたのには理由があった。「文系出身者にはマーケティングやコンサルティングという専門知識を生かした職種もありますが、大半は営業職に就きます。ですが、私は営業としてお客さまにご提案する前に、まずそのものの本質を知りたいという思いがあり、ものを生み出す現場に携わりたいと考えたのです」こうして木戸さんは学生時代には全く経験がなかったモノづくり、しかもICTの分野に飛び込むことに。入社後はシステムエンジニアとして働き始めた。「入社から2年間はドコモ向けのオペレーションシステム開発を行っていました。当然、知識も経験もなく、わからないことばかりでしたが、不思議と不安はなく、周りのサポートもあって少しずつ作業に慣れていきました。そんななかで一度、完成したシステムの運用試験を任されたのですが、周囲に相談をせずに1人で作業を進めてミスをしてしまったことがあり、上司に叱責されたことがあります。ミスをしたことに対してではなく、どうして誰にも相談しなかったのか、と。おかげでひとりよがりの仕事から脱却することができ、会社や上司、周囲の仲間たちとの信頼関係や連携を重んじることができるようになりました」そんな木戸さんは現在、クラウドを活用したIP‐PBX(構内交換機)「SmartCloudPhone(スマートクラウドフォン)」の開発に携わっている。企業に対して展開している、IP‐PBXをクラウド上で提供する音声電話サービスだ。IP電話機での内線通話や外線通話の中継を実現するソフトウエアで、クラウド化により拡張性向上や導入・運用コストの低減が可能となる。「私が主に担当しているのは安定したシステム運用をサポートする『維持管理』、お客さまの電話番号などをシステムに投入する『サービスオーダー』、システム故障を迅速に発見するための仕組みを構築する『監視方式策定』です。作業はオフィスで行いますが、最近は導入先の会社を訪問して技術的な問題をヒアリングして解決策を導いたり、NTTコムウェアから提案する機会も増えてきました。もともと人と接するのが好きですから、今後はこういった役割も積極的にチャレンジしていきたいです」NTTコムウェアには出身学部・専門によらず活躍できるフィールドがしっかりと用意されているようだ。学生時代に商学部で学んだこととは全く違う分野からキャリアをスタートさせた木戸さん。「サービスやソリューションといった目に見えないところも含めた、広い意味でのモノづくりがしたい」という思いで入社し、未経験ながら開発チームの一員として働き始め、現在はクラウド型PBXの開発チームで活躍している。モノづくりへの思いを胸にクラウド型PBXの開発チームで活躍ネットワーククラウド事業本部 ネットワークソリューション部木戸 達也2012年入社。商学部卒業。入社以来、開発ひと筋でやってきた。今後は自身の視野を広げるために営業や組織運営など開発以外にもチャレンジしてみたいと考えている。子どもの頃の夢プロ野球選手になりたかった。今も、プロ野球の試合を休日に見に行くのが楽しみ。学生時代の夢飲食店でアルバイトをしながらモノづくりの現場で働きたいと考えるように。現在の夢3年前に結婚したのを機に職場から近い千葉県内に家を買いたいと思っている。

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