人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals● 建設ファーストコーポレーション恵まれた環境だからこそ 意欲と積極性が求められる岡林さんがファーストコーポレーションを選んだ理由は、その目覚ましい成長スピードにあった。「歴史が浅く社員数も少ないのに多くの建設実績があり、東証プライム市場への上場も果たしています。なぜそんなことができるのだろう?という興味と、当社なら多様な現場を経験できるという期待感がありました」入社時から現在まで、埼玉県にある18階建てマンションの建設に携わっている。最初は先輩の背中を追うだけだったが、今は学生時代に見たこともなかった構造図も理解できるようになった。配筋確認や足場計画、安全書類の作成など、この1年で経験した業務は多岐に及ぶ。規模が大きい現場に最初から入っているので、ここ1カ所で全ての業務を経験することができるのだ。「最も大きな学びは、自分一人でできることは何もないということです。私が仕事の依頼を忘れたときも、職人さんは嫌な顔一つせず引き受けてくれました。以来、現場の人間関係を何よりも大切にしています」新人を温かい目で見守る同社の社風も見逃せない。周りは面倒見のいい先輩ばかり。分からないことは気兼ねなく質問できるし、休日は一緒に遊びに出かけることもあるという。「現場から学ぶことが多く、頼りになる所長や先輩がいて、家賃補助や資格取得支援などの制度も整っている。だから社員の成長が早く、会社も大きくなっているのだと思います。ただ、受け身でいては成長できません。私は上司に対し、常に根拠のある提案を行って現場改善に努めています」岡林さんの目標は、所長になって現場の指揮をとること。この意欲があれば、その日は意外に近いかもしれない。資格スクールの学費を半分負担してくれるのが同社の「資格取得学費補助制度」。岡林さんも、この制度を利用して1級建築施工管理技士を目指している。岡林 海叶さん建築事業本部 工事部PROFILE2021年入社。工学部建築学科建築設計コース卒業。インターンシップでは著名な建築家の事務所で設計を、ゼネコンで現場の施工管理を実体験。人々の暮らしを支える舞台をつくりたいという思いから、施工管理の道を選んだ。充実した制度と温かな社風が若手の成長を力強くサポート大学で意匠設計を学びながらも、「現場での経験が自分にとって大きな財産になる」と考えた岡林さん。選んだのは躍進著しいファーストコーポレーションでの施工管理職だった。日々多様な経験を積む新人は、プロフェッショナルへの道を着実に歩んでいる。Portrait Of The Professionals本社所在地:東京都ファーストコーポレーション株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は105
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