企業研究&インターンシップ完全ガイド 建築・土木系学生版2024
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人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設中林建設多彩な工種を次々経験フルスピードで、視野が拓けていく公共事業から民間のBIGプロジェクトまで、あらゆる建築・土木工事を担う中林建設。若いうちから刺激的な現場を次々と経験できるため、成長スピードが速いという。入社2年目の難波江さんは何に心動かされ、どう成長してきたのか。これまでの変化や今の想いを伺った。Before After実践、失敗、そして成長 目指す道が鮮明に見えてきた入社後まず携わったのは、新築マンションの建設。竣工までの3ヵ月間、ここで仕事の基礎を学んだ。建築学部卒とはいえ初めて触れるものばかりで、専門用語を必死で覚える日々だったという。あっという間に季節は夏。次に配属されたのは、市民プールの建設プロジェクトだった。﹁実はこの現場で、一番大事なことを学びました。というのも私は、自分だけで仕事を進めようとした結果、指示されたことを忘れるという大失敗をしたんです。それからはどんな些細なことでも、先輩や職人さんとしっかりコミュニケーションを取るようになりました﹂。失敗が成長の起点になったと話す彼。自分から積極的に動くことで、仕事のスキルは着実に上がっていった。﹁任されたのは、工事写真撮影。品質管理になくてはならない重要な役割です。様々な撮影対象を的確に捉えなければ意味がない。現場のプロである職人さんに聞くことで、細かな規格や工事全体の流れまで掴めるようになりました﹂市民プールが竣工すると、次は高速道路の料金所建設に従事。ここまでくると、中林建設が手掛けるプロジェクトが実に多彩なことにお気づきだろう。難波江さんの場合、入社から1年半の間に3つの全く異なる現場を経験。しかも責任ある仕事を任されている。﹁新入社員でこんなに経験できる会社は少ないはず。学ぶことは山ほどあるが、同時にスキルも磨かれる。大きな魅力だと思います﹂圧倒的な成長感の中で、自分の将来像も鮮明になってきた。目指すは20代のうちに主任となり、30代で工事長となること!難波江さんが見据える未来は明るい。BEFORE学業の傍ら、バイトにバンド活動にと多忙な毎日。ちなみにバンドではドラムを担当。思う存分、学生生活を楽しんでいた。難波江 太智さん建築部 工事課PROFILE2021年入社。建築学部建築学科卒業。中林建設は学部の先輩が働く会社で、直接話を聞くうちに仕事の醍醐味や社風の良さにどんどん魅かれ入社を決意。居心地の良さは想像以上。肩ひじ張らず、自分らしく仕事を楽しんでいる。AFTER入社から1年半の間に3つの現場を経験し、着実に知識を吸収。直近の目標は、今秋受験する2級建築施工管理技士合格!CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:大阪府中林建設株式会社106人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals

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