企業研究&インターンシップ完全ガイド 建築・土木系学生版2024
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人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After藤井産業● 商社(電子・電気機器)倉庫や工場などの施工管理を経験人に感動を与える仕事だと知った「施工商社」として、建築に関する多彩なニーズにワンストップで対応している藤井産業。システム建築を強みに、自動車メーカーをはじめ、大手企業の工場などを多数手掛けてきた。入社7年目の須藤さんの活躍ぶりから、スピーディに成長できる同社の魅力を探る。Before After2年目で主担当を任され 3年目で所長に抜擢倉庫や工場、事務所の建設から、電設資材・電機機器などの販売まで、幅広い事業を展開している藤井産業。建築について学んでいた須藤さんは、「施工商社」という言葉にひかれて入社を決めた。「短工期・経済性・高品質、さらには環境への負担軽減を実現するシステム建築にも、大きな魅力を感じました」入社後は、倉庫や工場などの施工管理を担当。実際に工事を行う職人たちを束ね、工程・品質・安全・原価の管理を行いながら、工事を成功へと導いていく仕事だ。「仕事のイメージがわかなかったので、最初は不安でした。けれども、当社は面倒見のいい先輩が多く、何でも気軽に相談できる雰囲気。入社後すぐに、不安を解消することができました」施工記録用の写真撮影などからスタートし、2年目には主担当を任されるように。さらに、3年目には所長に抜擢されるなど、須藤さんはスピーディに成長を遂げた。「忘れられないのは、完成した建物を見て施主が涙している姿を見たときのこと。“願っていた通りのものを建ててもらった”と感謝の言葉をいただき、自分が手掛けているのは、人に感動を与える仕事なんだ、と気づいた瞬間でした」施工管理は、社内外の多くの人との連携が必要不可欠。学生時代に学んだ建築の知識以外にも、フットサルサークルやアルバイトで培ったコミュニケーションスキルが役に立っているという。現場の職人たちと協力し、ゼロから建物を造り上げる。施工管理の面白さを同社で実感し、須藤さんは成長を続ける。BEFORE建築業界を志望していたものの、施工管理の仕事がイメージできずに不安だったという。また、漠然と一級建築士の資格に憧れていた。須藤 丈さん建設システム部門PROFILE2016年入社。工学部建築学科卒業。大学では、建築全般について学ぶ。入社後は、施工管理を4年経験したのち営業へ。また、3年目で1級建築施工管理技士の資格を取得し、現在は一級建築士の資格取得に挑んでいる。AFTER先輩のフォローのおかげもあり、2年目でひとつの現場を任されるまでに成長。現在、一級建築士の資格取得にも挑戦中。CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:栃木県藤井産業株式会社117

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