人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設コンサルタント太平洋総合コンサルタント地質調査は社会インフラを支える不可欠な仕事だと実感北海道で建設コンサルタント業を展開する太平洋総合コンサルタント。土質試験・地質/環境/動物植物/測量調査・補償コンサルタント・土木設計・施工管理など多岐にわたる事業を展開する。同社で地質調査技術者として働く土田さんに話を伺った。Before After道路や港、河川などの 地質調査を担当地質調査技術者として働いている土田さん。2021年入社の新人とはいえ、上司や先輩たちの力を借りつつ、これまで道路や港、河川など、さまざまな構造物の地質調査に携わってきた。﹁橋や道路を作るには地質調査は欠かせません。私の業務は社会のインフラを支える重要な仕事だと実感するようになりました﹂とある国道の地質調査では、1カ月以上の長い期間、現場に赴いて作業をした。地質調査に必須のボーリング調査に加え、規模の大きな案件だったため、前段階となる試掘や草刈り、それまで経験したことのなかった表面波探査といった調査にも携わったことで、地質調査をより理解し、自身のスキルを磨く良い経験となった。繁忙期には休日出勤をすることもあるが、休日出勤が連続にならないよう先輩がローテーションを組んでくれる。そんなちょっとした気遣いからも、若手を大切にする会社だと感じている。土田さんは秋田県出身。子どものころから家族旅行で頻繁に訪れていた北海道への憧れがあり、就活では建設コンサルタントを志望していたなかで、同社への入社を決めた。その最大の理由は、部長はじめ人事を担当する方の熱意。就活生である土田さんを快く受け止め、真摯に向き合う姿勢に惹かれた。その社風を学生にも知ってほしいと語る。﹁こういう方たちがいるのなら、きっと働きやすい環境に違いないと思いました。入社した今、それは間違っていませんでした。建設コンサルタントに興味のある方は、当社の仕事や社風を肌身で感じてほしいです。ぜひワンデー仕事体験に参加してみてください!﹂BEFORE軽音サークルに所属。副部長を務め運営全般に関わった。この時に培ったコミュニケーション能力が仕事にも活かされている。土田 泰成さん地質部 地盤調査課PROFILE2021年入社。国際資源学部資源開発環境コース卒業。入社前は仕事に漠然とした不安を抱いていたものの、働いているうちにそれも解消された。「まだまだではありますが、少しは成長できていると思います」AFTER地質調査技術者として、一人前になるのが目標。目下、会社のサポートを受け、技術士補の資格取得に励む。CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:北海道太平洋総合コンサルタント株式会社120
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