企業研究&インターンシップ完全ガイド 建築・土木系学生版2024
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● 建設福田道路人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After早くから裁量を与えられることで成長への高い意欲が芽生えてくる道路の舗装工事を中心とする事業を手がけ、設立から50年以上の歴史を誇る福田道路。安定した仕事量に加え、人間関係の良さで高い定着率を誇っている。何より若手のうちから責任ある仕事を任せる風土は、社会貢献度の高さと自身の成長を実感する上では最適な環境だ。Before After維持補修の時代に 力を発揮できる環境があるなぜ土木の世界をめざしたのか。そして、どんな活躍をしたいと思ったのか。その答えは人によってさまざまだ。「高校生の時にトンネルの天井板崩落事故があり、社会インフラの補修に興味を持ちました。そして大学で当社のインターンシップに参加し、アスファルト舗装の工事現場でのスピード感に惹かれ、入社を決めました」入社後は水道管の埋設と、それに伴う道路の舗装工事の現場での補助業務からスタート。「新人といっても、現場では臨機応変な対応が求められます。私は自分なりに一度考えた上で、先輩に相談することで仕事を覚えていきました」と小栁さん。1年目の冬頃には施工管理として独り立ちし、マンションの外構工事の現場を任されるまでに成長。その現場では多くの業者との兼ね合いや、段取りなどを学んだそうだ。2年目以降は担当する工事の規模も少しずつ大きくなっていき、現在はゴルフ場のカート道路の補修工事を手がけている。「施工管理としての腕の見せどころは、常に先のことを考え、いかに円滑に工事を進めるかだと思っています。最初の頃は、ボロボロの道路がきれいに生まれ変わるだけで感動したものですが、最近は仕上がり具合にもこだわっています」近年はドローンによる測量やICT施工など、新技術の導入にも力を入れている福田道路。その中で多くの現場を経験し、さらなるレベルアップを図っていくことが小栁さんの夢だ。BEFORE学生時代は同級生との旅行や、ソフトボールサークルの活動等に打ち込む日々。同年代以外の人との接点は、ほとんどなかった。小栁 郁さん仙台営業所 建設事業部PROFILE2020年入社。工学部建設学科卒業。学生時代の研究は、コンクリートの性質。出身地の新潟県内に本社を置く建設業の中で、有数の規模と実績を誇る点に興味を持ち、インターンシップに参加したことが入社の決め手となった。AFTER故郷の新潟を離れ、仙台での勤務。上司や先輩、作業スタッフ等と接する中で、コミュニケーション力が培われた。CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:東京都/新潟県福田道路株式会社127

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