石川建設● 建設人を知る 社会人ビフォーアフターBefore Afterカタチあるものを、ゼロからつくる手応えは、何にも勝るやりがい静岡県磐田市で100年以上の歴史を持つ石川建設。庁舎・学校・道路などの公共工事のほか、工場・住宅建設や商業施設など、建築・土木・開発事業でまちづくりに貢献し、磐田エリアでは『イシケンさん』として知られている。老舗企業でフレッシュさが光る2年目社員を追った。Before After頼れる先輩のもとで成長中!建築学科で学んだ髙塚さん。就職活動では不動産業界も視野に入れていたが、「現場で身体を動かす方が自分に合っている」と、地域の信頼が厚い同社へ就職を決めた。「入社前は、年上の職人さんに指示ができるか不安でしたが、フレンドリーな人が多くて話しやすかったです」と入社時を振り返る。初めての仕事場は、小中一体校の建設現場。現場作業に従事する職人の数も100名を優に超え、「建物、設備など、図面の量が想像以上に多くて驚きでした」と語る。施工状況などの撮影を担当した髙塚さんは、スムーズな撮影には円滑なコミュニケーションが重要と考えた。「職人さんの顔と名前を覚え、名前で呼ぶように心がけて。『写真を撮らせてください』と丁寧に自分から話しかけると、快く応じてくれ、仲良くなれました」現在は大学寮の建設現場で、撮影のほかコンクリート打設の段取り、現場で必要なものの手配や書類作成などを担当。「スケールの大きな建物づくりに携わっているだけに、コンクリート打設作業を段取り通り行えた時など、やりがいは大きいです」とのこと。最近は足洗い場の施工図作成を任され、成長の手応えも実感。一方で「職人さんに何か聞かれても、すぐ答えられないことがまだ多くて。周りの先輩は聞けば何でも丁寧に教えてくれる『頼れる存在』ですが、先輩に確認せずに自身で判断して答えられるようになりたいです」と課題を口にする髙塚さん。今後の目標は「多様な建築施工に携わる当社だけに、小規模建築から徐々に任され、将来は先輩のように大規模現場で全体を見渡せる管理者へとグレードアップすること」と、力強い答えが返ってきた。BEFORE4年間の一人暮らしで自主性を高めた大学生活。小売店でのアルバイトを通じて、コミュニケーションスキルも向上。髙塚 大勢さん建築部PROFILE2020年入社。工学部建築学科卒業。「学んだ知識を活かせて、地元に根付いた就職を」と考えて、石川建設へ。暑さを覚悟で臨んだ最初の夏は、ヘルメットのあごひもの日焼け痕にビックリ!「今年は対策万全です」と明るく笑う。AFTER職人さんが働きやすいよう現場環境の改善にきめ細かく配慮し、積極的に声をかけて、職人さんとの良好な関係性を築く。CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:静岡県石川建設株式会社145
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