マイナビ看護学生 就活BOOK2024
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多様な疾患、治療に触れ成長できる環境が魅力   戸田 私は看護学校の実習が当院だったのですが、その時、患者さんへの対応が丁寧かつ観察・アセスメントが丁寧な先輩看護師と出会い、「私もこんな看護師になりたい」と入職を決めました。北野さんはなぜ当院を選んだのですか?   北野 最初は地元の大学病院への就職を目指していました。でも、結果的には叶わなくて。それが悔しくて「絶対に国公立の大学病院に就職する」と決めて、山形大学医学部附属病院を志望しました。   戸田 関西出身なのに、なぜ山形県の病院だったの?   北野 一番の理由は、大学出身者だけでなく専門学校出身の方々も活躍している大学病院だったからです。また、入職後の教育も手厚く、資格取得支援や就業しながら大学に進学できることも魅力でした。   戸田 なるほど。北野さんはローテーション制度(複数部署をローテーションして経験する制度)で私が所属する消化器内科を経験したけれど山形弁の訛りに言葉の壁は感じなかった?   北野 そこはあまり気になりませんでした。それよりも患者さん、先輩看護師の皆さん技術、知識だけじゃない人への眼差しを教えてくれる場所県下唯一の大学病院※であり、特定機能病院として地域の先端医療を支える山形大学医学部附属病院。「看護とは何か、看護は何をするのか」を新人育成の第一義に掲げ、看護観を醸成している。ジェネラリストを育むローテーション制度を通じ、若手看護師たちは何を学んでいるのだろう。Real Talk北野 佑理花さん山形大学医学部附属病院職種 看護師入職年 2022年出身校所在地 大阪府病院所在地 山形県診療科目 ローテⅠ期:消化器内科     ローテⅡ期:小児科若手看護師戸田 瑞希さん山形大学医学部附属病院職種 看護師入職年 2020年出身校所在地 山形県病院所在地 山形県診療科目 消化器内科先輩看護師※出典:「附属病院を置く国公私立大学一覧」(文部科学省)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/chiiki/gijiroku/05052501/001.htm看護師リアルトーク山形大学医学部附属病院大学病院74

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