究極のチーム医療に参加できる「手術室看護師」 小倉 種田さんは他施設での勤務経験があると伺いました。なぜ三井記念病院に移られたのですか? 種田 きっかけは、心臓血管外科手術を極めたいと感じ始めたことでした。前の病院で4年間、手術室看護師として過ごすうちに、その思いが強くなりました。そこで心臓血管外科に強く、かつこれまで私が積み重ねてきた他科手術の経験を生かせる病院を探したら、当院がベストだと分かりました。心臓血管外科だけでなく、さまざまな診療科の手術を手がけていますからね。 小倉 同感です。当院は本当に手術の幅が広いですよね。私はまさにそれが決め手でした。いろいろな診療科の手術を経験したかったですし、手術室看護師として成長するにはそれが最適だと判断しました。 種田 小倉さんは入職前から手術室志望でしたか? 小倉 はい。学生時代の実習で術前や術後の患者さんを受け持った際、手術中の様子に強い関心を覚えるようになったんです。周術期管理と切っても切り離せない関係がありますからね。でも学校でどれだけ勉強しても、手術室の中の様子は分かりませ「手術室看護師」として成長する最高の環境の中で地域の医療施設と連携を取りながら、安全で高度な医療を提供し続ける三井記念病院。その一翼を担うのが「中央手術部」だ。診療科を問わずさまざまな手術に対応する。そこで活躍する二人の若手に「手術室看護師」の魅力と実態を話し合ってもらった。Real Talk小倉 里奈さん三井記念病院職種 看護師入職年 2022年出身校所在地 福岡県病院所在地 東京都診療科目 中央手術部若手看護師種田 有真さん三井記念病院職種 看護師入職年 2022年出身校所在地 鹿児島県病院所在地 東京都診療科目 中央手術部先輩看護師看護師リアルトーク三井記念病院民間病院82
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