430日本のリーディングカンパニー幼少時から空手道に打ち込んできた原田さんは、地道な努力を重ねることの大切さを学び取った。大学では空手部の主務を務め、選手のサポートに大きなやりがいを感じた。その経験から、「人を支える仕事に就きたい」という思いを抱く。就職活動では金融や通信など幅広い業界を検討し、強く惹かれたのがALSOKだった。「明確な目標を抱き、信念を持って生き生きと働く先輩社員の姿に、理想の姿を見出したんです」入社後、東京都内の池袋にある城北支社に配属。丸2年にわたり営業員として活動した。お客さまごとに異なるニーズを受け止め、最適なセキュリティプランを提案することが、営業員である原田さんの使命だ。原田さんは何度も自分自身に問いかけた。「お客さまにとって、どのようなサービスがベストだろう」と。ALSOKが提供しているセキュリティサービスは、お客さまの大切な生命と財産を守るためにある。だからこそ、お客さまのことを一番に考え、ベストの方法を探ることに注力したのだ。ALSOKの「強固なチームワーク」を実感する機会も多数あった。「私が担当していたマンションで、火災が発生したことがありました。機械警備のサービスを導入していただいていたので、いち早くセンサーが感知。すぐに当社のガードマンが駆けつけて119番通報し、被害を最小限に留めることができました」こうして、営業員として着実に経験を積んでいった原田さんは、入社3年目、本社に異動。全国の拠点に勤務する営業員たちをサポートし、高いモチベーションを持って働けるような各種施策の企画・立案を担う「営業企画」の仕事を任されるようになった。原田さんは若手ならではの視点を生かして、さまざまな施策を打ち出した。その一つが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて行った「デジタル化」の推進だ。オンライン会議システムを各営業拠点に浸透させるため、勉強会を開催。プログラムの検討はもちろん、開催当日は自ら講師を務めた。「施策の立案を担う営業企画課の仕事は、常にチャレンジの連続です」施策を考え、効果を検証し、根拠を持って上司に提案する。上司も、絶え間なく提案をつづける原田さんを応援し、ブラッシュアップにつながるアイデアを授けてくれた。これまでのキャリアを振り返って、原田さんはこう語る。「支社と本社、どちらでも、お客さまや仲間を思う熱い心をもつ上司や先輩に恵まれた」と。自ずと、原田さんも信念を持って仕事に取り組む姿勢が育まれた。支えてくれた上司や先輩が、原田さんの理想であり、目標だ。たとえ未知の領域であっても、臆することなくチャレンジをつづけ、社会と会社に貢献する。これこそが、原田さんが目指す「理想の社会人」なのである。営業総括部 営業企画課原田 理沙 2018年入社。商学部商学科卒。小学校3年生のとき、弟の付き添いで空手道場を訪問したことがきっかけで、空手道に打ち込むように。大学でも空手部に在籍し、主務として活躍。大学時代の専攻はマーケティング。子どもの頃の夢やさしい笑顔で接してくれる幼稚園の先生が大好きで、「先生のようになりたい」と憧れていた。学生時代の夢大学進学後、マーケティングを専攻。空手道の活動を通じて「人の支えになる仕事」を目指すように。現在の夢現在の夢は2つ。チャレンジ精神を持ちつづけ、楽しみながら働くこと。いつかハワイを旅すること。自分以外の「誰か」のために、自分自身の力を尽くす。幼少の頃から空手道に打ち込んできた原田さんは、やがて「人を支える仕事」を目指し、ALSOKに入社した。営業の最前線で活躍した後、現在は全国の営業員をサポートする立場にいる。チャレンジ精神旺盛に自らの可能性を切り拓いてきた原田さんのキャリアを紹介しよう。たとえ未知の領域でも、臆することなく挑戦する先輩方から学び取った「仕事と向き合う姿勢」ALSOKグループ
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