My Case1My Case2自己分析やエントリーシート作成、面接とともに重要になってくるのが筆記試験です。手はじめに、先輩にSPI の参考書をもらい、受験生の頃のように隙間時間で勉強し、準備を重ねていました。ところが、1 社目に受けた企業では不合格に。その企業を受けた経験のある先輩を探し出して、出題傾向を聞くなど、企業ごとの対策をしておけば良かったと後悔しました。その後は、私が選考を受けた企業ではブライダル分野に特化した問題も多かったので、試験後に覚えている限りの設問をノートに記録して振り返りをし、先輩からの情報収集と併せて、次に筆記試験を受ける企業への対策を強化しました。越えなければならない筆記試験の壁設問の振り返りで対策漠然としていた就活の軸企業とのマッチングの重要さに気づく当初の就職活動の軸は「結婚式場で働きたい」や「接客の仕事がしたい」という漠然としたものでした。その仕事が自分に勤まるのかを確かめるために、延べ3カ所の結婚式場でアルバイトを続け、並行して36カ所のホテルを巡り情報収集。立地や空間を見て、実際に食事をし、スタッフにお願いして式場を見学させてもらうことも。お客様に対するサービスだけでなく、従業員同士のコミュニケーションにも注目して、そこで働く自分を想像するうちに、就活の軸は「自分に合う企業選び」に変わりました。足を運んで、見る、聞く、確かめる。集めた情報を判断材料に自分に合った企業を選び抜く。 中学3年生のときに叔父の結婚式に列席し、その世界観にひかれて結婚式場で働きたいという夢を持った。大学に入学すると結婚式場でサービスや案内係のアルバイトを開始。1年次の夏に10日間、3年次の夏に4日間のインターンシップで配膳やイベント企画のワークも体験。学内ではオープンキャンパスのスタッフを務めるなど、大学運営の一部に関わることで社会人基礎力をつけてきた。その集大成となる就職活動が始まった。Prologue跡見学園女子大学文学部 コミュニケーション文化学科真々田 詞織profile大学の授業ではインタビューやアナウンスを学び、ゼミで番組制作をする傍ら、ブライダル業界をめざして観光デザイン学科の実践科目も履修。また、1年次にはスコットランドでの研修にも参加し、海外の学生に刺激を受けて、大学生活を主体的に送ろうと決意した。説明会参加社数内定社数エントリー社数エントリーシート提出社数112174結婚式場内定先さん26
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