エンジニアという生き方ンジニアとして、仕事をしているという意識が強いです。自分の成し遂げたことが、電力供給の一端を担っているという手ごたえが、仕事へのモチベーションにつながっていますね」4年前、リーダーに昇格してからはメンバーが担当している業務についてのアドバイスが主な仕事だ。また、お客さまとの打ち合わせに同行しフォローにあたる。「次に挑戦したいのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応した、システムの改良・開発です。そのためには、今までの膨大なデータを再整備する必要があるでしょう」管理職として部下の育成にも忙しい三山さんだが、新しい目標を持ち続けている。彼女のみならず、同社では様々な学部・専攻出身者が、数多くSEとして活躍している。分野にかかわらず、幅広い領域に可能性を拡げていくことができる。学生時代は電力系統解析に取り組んでいた三山さん。専門知識が活かせることを軸に就職活動を行い、現在の仕事に魅力を感じた。「転機となったのは、入社2年目で参加した海外製パッケージソフト導入にむけた、大規模なパイロットプロジェクトです。当時としては先駆的なソフトで、水力発電に関わるデータの一元管理が可能となるものでした。半年間にわたり米・豪のコンサルタントと共に、開発案件に取り組ませていただきました。多くの困難に直面しましたが、喜びも多かった仕事です」現在、彼女が手がけるのは、水力・風力発電所の設備保守に関わる計画・実績管理、契約・請求支払管理などのシステム開発・メンテナンス業務だ。「感覚的には当社のいちSEというよりも、Jパワーグループのエ管理職の立場から開発を最前線で指揮する三山 幸枝さん電力技術部保守管理システムグループリーダー1997年入社。工学部電気電子工学科卒業。20代の後半からサンバチームに所属し、数々の屋外フェスティバル等に参加。現在も、裏方としてイベントに駆けつけるという行動派。PROFILE1 本社のコミュニケーションスペースにて。リラックスした意見交換などにも、広く利用されているとのこと。 2 社内は年次・役職の壁を感じさせず、のびのびと考えが表明できる雰囲気だという。12Life Style as Engineer管理職の立場から開発の最前線を指揮発電所の稼働を、根底で支える手ごたえ全国に配備されている、J-POWERグループの発電設備の効率的なメンテナンスを支援するシステムの構築・保守に取り組む三山さん。この分野のエキスパートとして、取引先の信頼も厚い。ソフトウエアJ-POWERビジネスサービス(J-POWERグループ)CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:東京都株式会社J-POWERビジネスサービス(J-POWERグループ)68
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