女性のキャリアを考える本2024
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その他金融三菱UFJファクタートしようとする考え方が浸透している社風が窺える。出産・子育てを経て仕事の取り組み方に変化現在は時短勤務と週に1〜2回の在宅勤務を合わせて、無理なく両立を図ることができているという。また、妊娠前は自分のためだけに時間を使うことができたが、今はいつ何が起こるか読み切れないため、効率化と段取りを常に意識している。「早めにできることは早めに終わらせ、急に休んでも業務が滞らないよう、これまで以上に周囲の状況を意識して動くようになりました」今のチームには同じように子育て中の後輩がいて、協力し合いながら業務を行っている。「これまではサポートしてもらう側だったので、今後は後輩のサポートや誰もが働きやすい環境づくりなどに貢献したいですね」と髙橋さんは話している。入社後、さまざまなプロジェクトに参画してきた髙橋さん。第一子の妊娠に気付いたのは、自ら手を挙げて立ち上げから関わった「査定書電子化プロジェクト」の最中。システム会社の選定や契約、リリース対応など、これまでに経験したことがない重要な業務を任され、忙しいながらも充実した日々を送っていた、まさにそんな時期だった。「チームの雰囲気が非常に良かったですし、勤務時間内に通院ができるといったサポート制度も十分整っていたので、不安や戸惑いは感じませんでした。実際、まわりの人がきめ細かに支えてくれましたし、数日間入院した際も事情を知った営業部の人が調整に入ってくれて、本当に感謝しています」と当時を振り返る髙橋さん。制度の充実だけでなく、仲間をサポーチームの垣根を越えて仲間をサポートする環境髙橋 瞳さん決済事務企画部2014年入社。経済学部経済政策学科卒業。2021年に産休・育休を取得し、復職後は経理・決算業務の業務改革プロジェクトを立ち上げ、作業の可視化による課題の解決に取り組んでいる。PROFILEWork & Lifeワークライフバランスを重視する社風でライフステージに合わせた働き方が可能「土日は必ず休むといったオンとオフの切り替えができる点に魅力を感じて入社を決めた」という髙橋さん。現在、一児の母としてワークライフバランスを保ちながら順調にキャリアを重ねている。育児関連以外の制度も手厚く、研修などキャリアアップに関するコンテンツも充実。毎月1日以上の有給休暇を必ず取り、子どもとのんびり過ごすのが一番の楽しみだという。WORKLIFEワーク&ライフ――私の選択CHECK THE NAVI詳しい情報は本社所在地:東京都三菱UFJファクター株式会社81

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