就活準備ガイド チャレンジド2025
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 自分何をしたいのか︑何できるのかを考え︑やりたい仕事の方向性をじっくりと見極めなら企業研究を進めたという中西︒ ﹁自己分析には苦労もしました︑高校時代︑器械体操部でキャプテンを務めた経験から︑人の指導・育成や︑人気持ちよく動ける環境づくりをサポートするような仕事をめざすと決めたことで気持ち前向きになりました﹂ 後まで迷い続けたの︑一般企業と特例子会社︑どちらで働くかということ︒身体障いで日常生活での制約もあるので︑一般企業への就職には不安あったという︒ ﹁特例子会社は障い者の働く環境整っていますし︑自分したい仕事できる会社もありました︒けれども︑体力のある若いうちに挑戦したいという思いもあって一般企業を選ぶと決めたです﹂ 大学3年の夏︑アメリカの障い者支援NPO団体に留学した中西︒そこで︑障い者自立した生活を送るためには公共交通機関をはじめとするインフラの整備必要であることを痛感︒帰国後︑企業研究を進める中で︑オムロン独自の技術を生かして障い者の自立生活をサポートする開発事業を行っていることを知り︑入社を決意した︒現在はグローバルE&S統括部で︑世界各国の拠点と連携しなら人権リスクを回避するためのまざまな施策を実行している︒ ﹁今は週3回の在宅勤務をしています︑実はオフィスも快適︒車椅子でも備品取りやすいよう棚の高調整れていたり︑見通しの悪いところにはカーブミラーついているなど︑細かい配慮行き届いています﹂ 恵まれた環境を生かして大きく成長し︑いつかは海外でも働いてみたいと語る中西︒夢を叶えるその日まで︑挑戦は続いていく︒めざす方向が定まれば、気持ちも前向きにオムロン株式会社 グローバル人財総務本部 グローバルE&S統括部● 障がいの種類/頚髄損傷● 障がい者手帳の等級/1級● 配慮事項/月に1回通院障がいについて● 説明会参加/50社● エントリー/4社● 面接/3社● 面接で聞かれたこと/集団内での立ち位置、入社後やりたいこと、配慮事項就活データ中西 智哉(なかにしともや)さん◀さらに詳しいインタビューは、こちらをチェック!10

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