就活準備ガイド チャレンジド2025
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ありのままの自分を表現して、就活を乗り切ってください! スポーツ好きの大学で選だのはラクロス部︒部活忙しく︑就活を開始したのは大学3年生の2月だった︒﹁合同企業説明会に参加したのです︑スポーツ関連の仕事いいなとか︑パソコンスキルを活かして事務系の仕事いいかもと︑ぼやりとしたイメージしか持てなかった﹂という︒ ﹁自分本当にやりたいことは何だろう?﹂﹁入社してから仕事は長く続けられるだろうか?﹂など︑不安な気持ちを抱えなら就職活動に取り組だ︒ 就職活動では︑今まで感じたことのない壁を実感︒企業の﹁聴覚障い者のイメージ﹂固定化していて理解まだ薄いのだと落胆し︑人生で初めて障い理由で難しいこともあるのだと感じたという︒だ︑ありのままの自分でいることを忘れずに就職活動を続けたそうだ︒4社から内定をもらった︑に選だのJTBだった︒障いある先輩数多く働いていて︑同じ障いでも一人ひとりの状態に合わせて配慮してくれる会社だと感じたそうだ︒ 就活成功のポイントは︑等身大の自分を表現することだという︒﹁自分のことをオーバーに表現し内定出たとしても︑入社後に苦労するのは自分自身です︒自分働きやすい環境にするためにも︑選考ではありのままの自分を見せ︑障いも含めて自分のことを理解してもらうこと大切です﹂ 今は140人所属する部署で︑旅行の契約書の管理など営業担当者のバックサポートを行なっている︒旅行会社においては非常に重要な業務で︑旅行の取り扱いルールに関する豊富な知識求められる︒は日々新しい知識の吸収に努めているそうだ︒ ﹁現在の目標は︑今の業務を完璧にできるようになること﹂だという︒同じ聴覚障いの後輩入社したので︑これからは良き先輩としても活躍期待れている︒株式会社JTB 第三事業部● 障がいの種類/感音性難聴● 障がい者手帳の等級/2級● 配慮事項/電話対応なし、大きな声で話してもらう● 説明会参加/30社● エントリー/16社● 面接/10社● 面接で聞かれたこと/学生時代に配慮してもらったこと、社会人生活で不安に思っていること吉川 眞央(よしかわまひろ)さん障がいについて就活データ◀さらに詳しいインタビューは、こちらをチェック!11

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