西3P02G12023● 建設石川建設人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals「自分が生まれ育った街で、長く働きたいと考えていました」という麦倉さん。石川建設が事務所を構える太田市の顔となる、魅力的な建造物を建てるという夢を持ち、同社への入社を決めた。石川建設では新入社員の育成として“里親制度”という、3年を目途に上司がマンツーマンで新人の独り立ちまでを指導するシステ若手一人ひとりを丁寧に指導信念のある管理者を育てるムを取り入れている。「このとき組んだ上司の後ろ姿が、私を形作っています」マンツーマンでさまざまな施工現場を共にするため、業務の流れだけでなく、施工管理者としての在り方を学ぶことができるのだ。施工管理を担う現場監督は、幅広い知識が求められる上にやるべき仕事も多い。そのためどんな現地元を代表する建物に関わり仕事への自信が得られた場でも課題意識を持ち、上司の仕事を間近に見ながら着実に経験を積み重ねていった麦倉さん。「入社6年目に、太田駅北口にある美術館と図書館の複合施設の建設に携わりました。特徴的なデザインの建物だったので、現場では苦労も多かったですね」メインの担当ではなかったとはいえ、これまでにないスタイルの建物の監督として、挑戦の多い現場を経験することができた。「出来上がりを見た人々の反応も良く、私自身としても大きな手応えがありました。さらに、この現場を経験したことによって自信がつきました。この先どんな案件が来ても大丈夫だと思えるようになりましたね」施工現場では関わる人たちの信頼を得られるよう、事前準備や情報収集を大切にしているという。「所長を任されている今、お客さまにも仕事をする仲間にも、石川建設でよかったと思ってもらえる現場を作っていきたいです」今後は資格取得にも積極的に挑んでいきたいという。「入社8年目で、所長になるために必須の一級建築施工管理技士を取得しました。現在は一級建築士を目指しています」麦倉 純耶さん工事本部建築工事部PROFILE2010年入社。工学部建築学科卒業。学生時代は地域のお祭りの実行委員として、住民との交流の場を作ってきた。地域に根付いた企業で仕事がしたいと石川建設に入社。結婚し、父親になった今、家族に誇れる仕事をするのが目標。地元に根付いた企業として建築の分野から地域貢献を実現1940年の創業以来、群馬県太田市を拠点として、地域の公共施設や教育施設、商業施設、集合住宅などさまざまな建物を建設してきた石川建設。地域に生活する人々にとってなくてはならない仕事である、その誇りを持って躍進する社員の声を聞いた。Portrait Of The Professionals本社所在地:群馬県石川建設株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は104
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