● 建設熊谷組人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals大学入学当初、構造設計職を目指していた河野さんだが、構造物に最も近い場所で働き、ものづくりのやりがいを一番大きく感じたいと施工管理職を志望した。入社後、施工管理者として初めて担当したのは高齢者向け集合住宅の建設現場。「現場で活躍しているのは、ものづくりのプロフェッショナルた現場で得たさまざまな学びを成長の糧へと変えるち。自分より一回りも二回りも年上の職人たちもいて、近寄りにくいなと感じていました。自ら志望したポジションだったものの、最初は不安しかなかったですね」だが、その不安はすぐに払拭された。あるとき、工事の進め方に関する相談を思い切ってしてみたところ、とても親身になって応じてくれたのだ。「話してみると気さくで優しい人たちばかりで、壁をつくっていたのはむしろ自分のほうだったと反省しました。その後は自分から積極的に話しかけて距離を縮めつつ、周りへの感謝の気持ちは常に忘れないよう心掛けています」2年目の春、初めて担当した現場の竣工の日のことは今でもはっきり覚えている。「足場が取れて、建物全体の姿が現れたときには感動と達成感でいっぱいになりました。その現場では、管理スキルだけでなく、周囲との信頼の築き方もずいぶんと学ばせてもらいました。経験と学びをこれからの現場でも存分に活かしていきたいですね」現場を重ねるごとに管理できる工事の種類が増え、活躍の機会が広がっていると話す河野さん。「若手を育ててくれる風土があり、早い段階からチャレンジできる機会を積極的に与えてくれる会社です。意欲があれば大きく成長できる環境だと思いますね」大学での学びを活かし、ゆくゆくは木造構造物の施工管理も手掛けてみたいと夢を語ってくれた。施工管理者として、建設現場で働く協力会社のメンバーや職人を束ねる河野さん。「明るく前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。現場は日々学ぶことばかりです」河野 友亮さん東京建築支店 建築事業部PROFILE2022年入社。工学部建築工学科卒業。熊谷組のインターンシップに参加し、現場で先輩たちがイキイキ働く姿に憧れ施工管理技士を目指した。入社2年目に一級建築士資格を取得。現在は集合住宅の施工管理チームに所属する。仲間を信頼してワンチームで工事を成功へと導くやりがい創業125年を超える総合建設企業として、高い技術力とノウハウを武器にさまざまな「ものづくり」を追求してきた熊谷組。超高層建築や中大規模木造建築に強みを発揮し、国内のみならず世界の人々の豊かな生活の実現に大きく貢献している。Portrait Of The Professionals本社所在地:東京都株式会社熊谷組CHECK THE NAVI詳しい情報は105
元のページ ../index.html#105