企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設福田道路公共工事に惹かれて建築から土木へ1年目から工事のメイン担当を経験道路の舗装を中心に、幅広い土木工事を通して社会インフラ整備の一翼を担っている福田道路。手厚い教育制度と若手のうちから責任ある仕事を積極的に任せていく社風が、大きな魅力だ。土木の知識ゼロで入社した加藤さんも、1年目からメイン担当を任されて急成長を遂げている。Before After学生時代、建築を学んでいた加藤さん。ところが、就職活動を進めていくなかで、土木工事を手がける福田道路に興味を抱いた。「公共工事を通して広く社会に貢献している点に惹かれて、当社を志望。新潟本社の会社に勤めている父から、『地元で有名な優良企業だよ』とすすめられたことも、入社の決め手になりました」3カ月間の研修後は、工事の現場監督を担う施工管理職として、道路工事や造成工事、商業施設の外構工事などを手がけてきた。「先輩の下で、測量や記録用の写真撮影からスタート。研修が終わった2カ月後には、小規模な道路工事のメイン担当を任され、現場の進捗・品質・安全管理に携わりました。最近担当したのは商業施設の外構工事。1日に約40名の主体的に学んで知識を吸収知識ゼロからの不安が自信に職人を動かす大きな現場でした」土木の知識がなかったので、新人時代は不安だったという加藤さん。ところが、経験を重ねていくうちに、心境が変化していった。「負けず嫌いということもあり、『他の人にできて、自分にできないことはない』と一念発起。わからないことがあれば先輩や職人さんたちに積極的に質問し、知識を吸収していきました」その繰り返しで次第に任される仕事の幅が広がっていき、加藤さんは大きな成長を手に入れた。「一人でできることが増えたり、以前よりスピーディに仕事をこなせるようになったりすると、自分の成長を実感できます」仕事をしていてうれしい瞬間は、工事が完成したときだとか。「キレイになった道路を見るたびに、やりがいを実感。今後はより大きな現場を任されるよう、さらに成長していきたいです」BEFORE大学では建築学を専攻。社会インフラ整備に携われることから土木の世界に惹かれたものの、知識がなかったので不安だった。加藤 大喬さん建設事業部 横浜営業所PROFILE2022年入社。造形学部建築学科卒業。入社後、着実に知識やスキルを吸収し、入社1年目の秋には一人で現場を仕切れるまでに成長。入社2~3年目には、営業所代表として2年連続で社内の技術発表会のプレゼン担当も任された。AFTER3カ月間の研修や先輩のフォローの下で、着実にスキルを習得。学生時代に身につけたCADスキルも生かして活躍中。本社所在地:東京都/新潟県福田道路株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は108

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