企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設地崎道路“道”を通じて人や街とつながり自分自身の新しい未来を切り拓く一般道路や高速道路、空港施設内の道路など、さまざまな道路工事を手掛ける地崎道路。造園科学科出身で入社2年目の横山さんは、施工管理の知識やスキルを同社で一から習得。現在は、空港の道路舗装打ち替え工事の施工管理業務を担当しながらノウハウを学んでいる。Before After学生時代に造園を学んでいた横山さんが今の仕事を目指した理由は、少し異色だ。「引っ込み思案で人見知りの自分を、就職を機に変えたいと思ったのです。仕事を通じて視野を広げたかったですし、自分自身の未来の可能性も広げていきたい、そのためには苦手だと思うことにもあえてチャレンジしてみようと考えました」選んだのは、施工管理職。土木工事を管理者の立場からリードするポジションだ。現場で働く作業員たちをまとめるミッションも担うため、当然ながらコミュニケーション力が求められる。「最初はやはり不安がありました。でも、経験が豊富でプロフェッショナルとして現場に向き合っている作業員の方々がとにか就職を機に苦手を克服して未来の可能性を広げたかったくカッコよくて。この人たちが、安全に快適に仕事ができる環境を整えるのが自分の仕事だ、とスイッチが入りました。同じ目標を皆で目指し、先輩の施工管理者たちの管理の方法を見よう見まねで覚えていくうちに、いつの間にか周りの人たちと打ち解けていましたね」さまざまな人と関わることが不安から楽しみへと変わり、自信もついて、新たなチャレンジに対してもより前向きになった。「現在は空港内の道路の舗装打ち替え工事の現場を担当しています。完成後、車がその道路を快適に走っている光景を想像すると今からワクワクしますね。今の目標は、国家資格を取得し、現場代理人として大きな現場をまとめられるようになること。多くの人から信頼してもらえる施工管理者へ成長していきたいです」BEFORE引っ込み思案で人見知りだった横山さん。サークルには参加せず、昔からの友達となじみの場所へ遊びにいくことが多かったそう。横山 隼人さん本州統轄事業部工務部PROFILE2023年入社。地域環境科学部造園科学科卒業。大学3年のときに地崎道路の出前授業に参加し、施工管理の仕事を知る。講師役の先輩社員の学生に対する丁寧な対応と、フランクで温かな会社の雰囲気に惹かれ同職への挑戦を決意。AFTER施工管理者として多くの作業員たちを束ねる。人見知りを克服でき、コミュニケーション力にも自信がついてきた。本社所在地:東京都地崎道路株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は110

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