人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設伊田テクノス地域インフラを守る工事をするなら現場がまずは安全であることが第一街の人々の生活を支えるインフラとしての役割を、より長く安全に維持する施工に力をいれている伊田テクノス。修繕や耐震加工などの現場で、地域住民や施工に携わる職人とコミュニケーションをとりながら、現場をまとめていく岡㟢さんに仕事への想いを聞いた。Before After伊田テクノスに入社した岡㟢さんが配属となったのは、橋梁の維持修繕の分野。近年より重視される業務のひとつだ。「入社した年の夏、台風19号による都幾川の氾濫被害がありました。私はその復旧工事にかかわることになったんです」災害復旧工事は、関係者の人数も多い。現場をまとめる管理者の統率力を間近にし、必死に仕事を学んでいった。「2年目になると現場代理人として橋梁の耐震工事に携わることに。熟練の職人さんたちから見たら、私は新人で頼りない存在だったので、教えてもらう気持ちで接しつつ、みんなが安全に働ける環境を作るという自分の役割を全うするため、意見をするときは臆せず伝える。そんないい関係を築く失敗を素直に認める強い心が信頼と成長につながっていくことを意識していましたね」早いうちから岡㟢さんが代理人デビューできたのは、同社が独自で取り組む『伊田テクノカレッジ』という約2年間の研修で仕事への理解を深め、社員同士のつながりを強くすることができたことも大きかった。仕事の段取り、人とのつながり、そして報告連絡相談の大切さを、業務を通じて学んでいく。「大きなミスをしてしまったこともあります。しかしそこで失敗を抱え込まず、上司に相談して早期に解決するサポートもしてもらいました。落ち着いてトラブルを対処していく先輩の姿は、本当に心強かったです」数々の現場経験を経て、今では新人の教育も担当している岡㟢さん。「何より安全が第一だということを伝えることが使命です。自分が教えてもらったことを次の世代につないでいきます」BEFORE小学生から大学まで続けていた野球。厳しい練習で精神力も鍛えられた。また大学では地域の人と一緒に街を作る面白さも経験。岡﨑 雅人さん建設本部シビルメンテナンス部工事一課PROFILE2019年入社。理工学部都市環境デザイン学科卒業。伊田テクノスのインターンシップに参加したことをきっかけに入社を決めた。先輩社員たちの面倒見の良さ、話しやすさに魅力を感じたそう。現在は資格取得に向けて勉強中。AFTER幅広い年齢の人が共に働く施工の現場。人生の先輩に敬意を持ちつつ、みんなが安全に働ける環境づくりに注力する。本社所在地:埼玉県伊田テクノス株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は124
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