人手不足が年々深刻化するなかで、企業の採用意欲は引き続き非常に旺盛で、2025年卒の内々定率の進捗は全期間で2024年卒を上回っています。特に3~5月の数値が大幅に上昇。採用活動の早期化がうかがえます。内々定率の推移(2024年卒と2025年卒の比較)7就活が本格的にスタートする直前の調査(2月)を見ると、就活本番を迎えるにあたり、友人と就活の情報を交換したり、自分の長所短所やアピールポイントを整理して選考対策に取り組んでいる状況がうかがえます。インターンシップ・仕事体験以外に行った就活準備活動(ベスト5)42月時点では、4割以上の学生がエントリー対象企業を検討している状況です。また、3割以上の学生がインターンシップに参加した企業の面接を受けており、エントリーシートの作成や提出も本格化しているようです。2⽉時点の活動状況について(ベスト5)5※理系全体※理系全体/内々定保有者限定※建築・⼟⽊系限定※建築・⼟⽊系限定内々定につながった就活準備活動としては、自⼰分析、面接対策に続き、インターンシップや仕事体験などの積極的な活動が第3位に⼊っています。30.3%65.5%44.4%13.5%46.9%32.2%準備期間での積極的な活動※1 7.3%46.7%24.4%仕事研究4.5%3.7%2.9%情報収集(オンライン上での)22.7%54.5%32.7%面接対策自己分析8.3%46.7%29.9%業界研究6.8%ES対策情報交換(友人、家族などとの)活動量の多さ※2※ 1 インターンシップ・仕事体験参加※ 2 セミナー参加、OB・OG訪問など(インターンシップ・仕事体験参加を除く)ES=エントリーシートインターンシップ情報・就職情報サイトで企業検索をするインターンシップ先の企業にESを提出インターンシップ情報・就職情報サイトに登録するインターンシップ先の企業の筆記試験を受けた自分の長所短所やアピールポイントについて考えるインターンシップ先の企業の面接を受けた友人や知り合いと就活や仕事の話をするエントリーする企業を検討SNSやまとめサイトで就職関連の情報を調べるインターンシップ先の企業のESを記入内々定につながったと思う活動810社未満10〜19社71.6%22.9%20〜29社5.5%2月時点ではエントリー対象企業の絞り込みが進んでいるようで、71.6%の学生がエントリー予定社数は10社未満と回答。また、10~19社が22.9%、20~29社が5.5%と、幅広くエントリーする予定の学生も少なくありません。3⽉以降のエントリー予定社数659.5%87.1%75.6%83.2%3⽉4⽉5⽉6⽉7⽉2024年卒39.0%60.7%76.0%85.9%86.6%※出典/④⑤⑥は「マイナビ2025年卒大学生広報活動開始前の活動調査」、⑦は「マイナビ2025年卒大学生活動実態調査(7月)」より、⑧は「マイナビ2025年卒大学生活動実態調査(6月15日)」より※建築・⼟⽊系限定2025年卒88.5%127
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