● 建設レールテック(JR西日本グループ)仕事を知る 企業の﹁見た目﹂と﹁真相﹂The Truth安全で安心な暮らしを支える鉄道施設の技術者1992年に山陽新幹線の線路の検査・整備を担う企業として誕生。いまではJR西日本全線の線路はもちろん、橋梁、トンネルなどの検査・測定も行う鉄道施設の技術者集団として成長を続けているレールテック。同社の事業領域の奥深さと働き方の真相をお伝えする。The Truth鉄道の安全を守るレールテック。線路の検査や点検をはじめ、大型機械を使用した線路保守や機械メンテナンス、トンネルや橋梁といった土木構造物の点検・調査まで幅広い業務を担っている。豪雨などの災害復旧にも貢献し、鉄道施設の保守において高い技術力を誇る企業だ。私たちが今日も安全に鉄道を利用できるのは同社の技術力によるところが大きく、その技術はJR西日本以外の民間鉄道事業者にも注目され、あらゆる鉄道の安全安心輸送を力強く支えている。鉄道に関わる技術は特殊性が高鉄道インフラメンテナンスで蓄積した技術を強みに充実した研修と休日休暇働きやすさに高い意識を持ついが、同社では充実の研修で知識ゼロから専門知識を習得できる環境を整えている。新人研修は実際の線路で検査や測定を行い、メンテナンス対象となる設備を直接見て触れ学べる、確かな実践力が身に付く内容だ。また専門スキルを養成する研修も多彩。最近では斜面調査に関わる研修も加わり、年々内容のブラッシュアップが行われている。鉄道インフラに関わるため、休日休暇が気になるところだが、同社では多くの社員が(※)作業規制に合わせて、GWや夏期、年末年始などの大型連休を取得している。暮らしの安全・安心を支える事業に関わる使命感と、働く環境の充実、働く上で大切な両側面を兼ね備えた企業だ。1 長年培ってきた技術を継ぐ若手社員。専門知識の習得に向け、さまざまな研修が用意されている。2 鉄道の線路をはじめ、保線用機械のメンテナンスや改良も行う。機械と土木の両分野において事業領域を拡大中だ。本社所在地:大阪府株式会社レールテック(JR西日本グループ)CHECK THE NAVI詳しい情報は※大型連休などの輸送繁忙期は工事や作業は行わない休工日として設定する。線路と鉄道、人を守るのがレールテックの使命。新しい技術を開発していくフロンティア精神を備えた企業だ。企業の『真相』新人研修のほかにもスキルアップ研修が多数GW、夏期、年末年始など休暇取得がしやすい環境私鉄や自治体などの案件も増加中企業の『見た目』鉄道に関する知識がなければ活躍ができない鉄道は毎日運行するため休暇が取りづらい手がけるのはJR西日本に関わる工事のみ1253
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