企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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● 建設大和リース仕事を知る 新たな価値創造へ│挑戦する企業Challenge Beyond Limits大型商業施設、公共施設などの建築物に加え、地域創生、環境緑化、パークマネジメントなどプロジェクトは多彩。必要な期間に必要な建物や土地を借りるシステムである建物リース。さまざまなメリットがあり、短期リースから長期リースまでさまざまな建物で活用されている。大和リースは建物リース業界のリーディングカンパニー。この15年間で売上高は1・78倍と堅調な右肩上がりで推移している。その要因は契約スキームと建築工法にある。同社では建てたものを売買する一般的な「請負契約」はもちろん、「建物リース」が活用できる。建築工法においても、在来工法と、システム建築を活用している。(システム建築とは、建築部材を自社工場で製造し現場で組み立てる工法で、施工期間の短縮化や部材のリユースが可能)多彩なスキームや工法により建スキームと建築工法の多彩さこそ大和リースの成長の証し物のさまざまなニーズに対応できることこそが、同社の強みであり、最大の成長要因なのだ。また、公民連携(PPP)にも強みを持つ同社。公民連携事業の受注実績はこの13年で1314件(2011年4月〜2024年4月)にのぼり、自治体と連携した地域創生などの大型プロジェクトが急増しているが、そこに自社運営の大型商業施設を地域ハブとして投入できることも強みだ。(自社運営する大型複合商業施設は国内176カ所で展開)さらに、建物リース料、テナント賃料など安定した収益基盤を有しているのも同社の特徴である。一方で、BIM活用・建設DXによる業務効率化の推進や、若手施工管理の成長を心技体の三方向から支援する施工管理センターの新設など、環境整備にも余念がなく、「働きがい認定企業」にも7年連続で選出されている。企業の特徴公的大型物件プロジェクトが増加している同社。建物づくりのみならず地域創生を目的とした街づくりにまで事業は拡大している。公共施設、地域創生、 公的大型案件の増加1建材メーカーとしての顔2全国6カ所の自社工場と14カ所のデポがあり、建材の製造と補修を実施。顧客ニーズに合ったソリューションを迅速に提供する。働きやすさとやりがいの両立3働きがいのある会社への取り組みによる外部評価/働きがい企業認定(2023年度)、くるみん認定、健康経営優良法人2024COMPANY’S 3 FEATURES社名を超えた、使命がある建物リースを軸に、社会課題を解決全国の土地を活用し、建築、商業施設の運営、公園管理など多彩なノウハウを組み合わせて街づくりをデザイン。また、公民連携事業にも強みがあり、自治体と連携し、地方創生にも取り組む。Challenge Beyond Limits本社所在地:大阪府大和リース株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は58

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