企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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仕事を知る 新たな価値創造へ│挑戦する企業Challenge Beyond Limits● 建設河北建設若手からベテランまで、幅広い社員がイキイキと活躍する河北建設。社員と社長の距離が近く、何でも相談できる風通しの良い環境。1969年に創立した河北建設は、ダム建設で多くの実績を持つ間組(現・安藤ハザマ)の施工班が集結して立ち上げた土木工事を主体とした総合建設企業だ。宮城県仙台市に本社を構える同社の特異性は、ダム工事、発電所建設工事などの大規模工事の施工から、地域のインフラ整備まで、幅広い工事に携われること。これまでに培った高い技術力と実績が評価され、現在は北海道から関東、北陸まで、営業エリアを展開している。仕事を通じて各地域の人々と交流を深められるのも楽しみの一つ。「すべての人が安心できるものをつくる」を経営理念に掲げ、大手ゼネコンの1次下請けとして、顧客(元請業者)と、2次以下の下請会社との間を取り持っている。信頼と技術でつないだ歴史 若手が活躍できるチャンスもそのため多くのステークホルダーとの多様なコミュニケーションが大切になり、求められる知識や技術力も多岐にわたるのが、特徴といえる。同社では、若手技術者たちの育成に力を注ぎ、外部研修機関での長期研修を実施。専門資格取得も手厚くサポートし、取得後には、奨励金も支給している。資格を早く取得するほど活躍できるステージが広がり、現場が多い分、若手にもチャンスがある。これまで多くの優良工事評価を受けてきた同社は、元請けとして官庁発注の社会インフラ工事を行う機会も多い。元請けとして工事を手がける技術力と1次下請けとしての技術力の融合が持ち味であり、それがオールラウンダーを育成できる理由だろう。新たにトンネル工事にも取り組み、土木工事のプロフェッショナルとして、さらに高みをめざす河北建設から目が離せない。企業の特徴仙台に本社を構える地域の企業でありながら、ダム工事、発電所建設工事、大型構造物建設工事の施工にも携われる環境が魅力。仙台の地域企業で大規模工事に挑戦1北海道から関東北陸も営業エリアに2東日本一円に営業エリアを展開。各地で現場を担当しながら、土地土地の魅力を堪能しつつ、多様な人と触れ合う中で成長している。資格取得制度で専門スキルを習得3業務に必要となる専門資格の取得を、会社が全面的にバックアップ。取得後には奨励金も支給されるので、やりがいにつながる。COMPANY’S 3 FEATURES大規模工事の施工も手がける技術力オールラウンダーを育てる地域企業創立55年の歴史を誇る河北建設は、東日本一円を営業エリアとして、確かな建設技術と徹底した安全管理体制で、地域のインフラ整備を担ってきた。これまで培った信頼と実績、そして一人ひとりの成長に力を注ぐ同社の特異性のある体制が、大規模工事の施工も手がける同社を支えている。Challenge Beyond Limits本社所在地:宮城県河北建設株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は66

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