企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals● 建設コンサルタント首都高技術技術開発にも果敢に挑み首都圏の大動脈を支える1962年に京橋〜芝浦間で開通以来、60年以上にわたって、首都圏を支え続ける首都高速道路。総延長距離は約330キロに達し、1日の交通量は100万台以上にのぼる。その一方で、約7割が経過年数30年を超えた高齢化道路だ。首都高技術の社員は日々、点検や補修設計を通して首都圏の大動脈を支え続け、貴重なインフラを後世に受け継ぐ責務に尽力している。Portrait Of The Professionals様々な法令や根拠資料と照らしながら、設計を行う白井さん。2〜3名で案件を担当し、互いのチェックを徹底する。「転居を伴う転勤がないため、腰を据えて技術向上に挑めています」首都高を支える土木構造物に向き合い、点検業務に力を注いできた富田さん。「点検・補修は一つひとつの積み上げ。学生時代の研究で計画性の大切さを学んだことが生きています」白井 陽希さん施設部施設課PROFILE2018年入社。工学部建築学科卒業。インフラの安全を守る責任とやりがいを胸に、首都高関連建築物の点検・設計・積算に挑む。趣味の写真を活かし、首都高技術のポスターなどには白井さんが撮影した写真が掲載されている。富田 大樹さん企画部企画課PROFILE2019年入社。工学部都市工学科卒業。都市の基盤をなす交通インフラに関心を抱き、なかでも重要性が高まる首都高の維持管理に尽力しようと入社。現在は企画部で学生向けインターンシップや研修の企画・運営に携わる。76

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