企業研究&就活準備ガイド 建築・土木系学生版2026
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人を知る プロフェッショナルたちの肖像Portrait Of The Professionals● 情報処理トランスコスモス「大学で学んだ土木工学の知識やスキルを活かしつつ、成長性の高いITの仕事にも携わることができる。それがトランスコスモスでした。地元・札幌での勤務を確約していただけたことや、残業時間は月平均20時間程度と働きやすい環境が整っている点、土木領域のBPO事業は立ち上げから数年ということもあり、若手のうちから第一線で活躍するチャンスがある常に最高品質のサービスをのも魅力的でした」そう語る飛谷さんは、施工現場支援チームで大手ゼネコンを担当。自社オフィス内で道路や橋梁、トンネルなど、全国の土木工事に対する図面修正や出来形管理書類などの調書作成、数量の拾い出しなど、専門知識・技術が要される業務に携わる。複数案件を並行して扱うからこそ、疑問点があれば曖昧にせず、先輩社員の指導を仰いだり、社内の資料を活用したりして課題を言語化。着実に潰していくことで地力を鍛え上げてきた。「心掛けているのは常に最高品質のサービスを提供すること。お客様から感謝の言葉をいただけたときにはやりがいを感じますね。数多くの現場を支え、仕事の幅を広げていけるのも当社ならではの魅力です」入社3年目からはチーム全体の業務管理等、マネジメント系の仕事にも携わる。今の目標は、チームの総力を底上げできるようなマネジメント力を身に付け、お客様の課題解決やDX推進に貢献することで、自社の業務拡大に対し、より一層寄与することだという。「将来は、新規事業所の立ち上げや管理を通して、会社全体を牽引できる存在になりたいですね」建築・土木×Digitalを加速化し、BIM、CIMを活用した新たなサービスの開発等、建築・土木の垣根を越えて街づくり領域での変革に力を入れる同社。土木のプロフェッショナルたちの活躍の場は大きく広がっている。札幌センターでは200名弱のメンバーが土木領域のBPOサービスに携わっている。飛谷さんを含め、20代の若手社員も多数活躍中。飛谷 耕希さんBPOサービス統括 アーバンエンジニアリングサービス総括PROFILE2022年入社。工学部社会環境工学科卒業。学生時代は橋梁・構造の研究室に所属。「フラクタル次元」という概念を軸に、橋梁と景観の関係について分析を行った。札幌センターにおける土木工学系の新卒社員第一号として活躍中。建築・土木×Digitalの力で全国のインフラ工事を支える1985年の設立以来、お客様企業のDXパートナーとして躍進を続けるトランスコスモス。以前より定評のある建築領域のBPOサービスに加え、近年は土木領域にも注力。土木工学の知識を活かし、札幌センターで挑戦を続ける若手社員の軌跡を追った。Portrait Of The Professionals本社所在地:東京都トランスコスモス株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は86

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