人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 建設樋下建設「岩手の風景」をつくる老舗企業!手厚いサポートで建築技術職に昭和7年(1932年)の創業以来、岩手県内の幅広い土木工事や建築工事などを手がけてきた樋下建設。今回ご紹介するのは、インターンシップがきっかけで、同社に心惹かれて入社した下久保さん。入社前後の思いや入社後に感じた仕事のやりがい・エピソード、今後の目標などを教えてもらった。Before After下久保さんは高校時代から建築を学び、2年生の時に同社のインターンシップへ。幅広い建設工事を手がける事業内容に興味を持ち、お手洗いまで手入れが行き届いている部分に感銘を受け、大学で建築の知識を深めた後に入社した。「入社当初は不安がありましたが、上司や先輩が何でも協力してくださり、失敗した時には、指摘した上で解決策を教えてくださる優しい社風がギャップでした」と語ってくれた。現在は現場の清掃、先輩のサポート、資料の作成と整理、トランシット、レベル設置、朝礼司会などを担当している。メモ帳が埋まった時、指摘された部分が改善できた時にやりがいを感じるという。憧れていた企業へ入社上司や先輩に見守られ成長中仕事に取り組む上での心がけは「チャレンジ&リトライ」「バタフライエフェクトを信じる」「自分を見る自分を作る」。学生時代の学びに加え、飲食店でのアルバイトで培った報連相や会話力・対応力も、役に立っているそうだ。現在、安全に関わる書類の確認を任されている下久保さん。職人さん達に正しい書き方を上手く伝えられず悩んだが、自分なりの記入例を作成し張り出した結果、未記入や空白を減らすことに成功。さらに、張り紙を見た先輩が、別の現場でも活用してくれたことが印象に残っているそうだ。今後の目標は施工管理技士や建築士の資格を取得すること。将来は、趣味を全力で楽しめる理想の家を作ることが夢だと語ってくれた。努力が報われたエピソード今後の目標は専門資格の取得BEFORE高校時代は周りと自分の意見を比較することが多く、大学時代は周りの意見を聞いた上で自分の意見との中間策を探していた。下久保 実さん建築部 工務第一課PROFILE2024年入社。工学部土木建築工学科建築コース卒業。東日本大震災の経験から、高校は建築の道へ進み、大学で自然災害に強い建築について学んだ。入社後は一人前の建築施工管理職になるために幅広い業務を担当している。AFTER持ち前の向上心を強みに建築施工管理職として、日々成長中! 上司や先輩の話をしっかり聞き、考えの幅を広げている。本社所在地:岩手県樋下建設株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は96
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