人を知る 社会人ビフォーアフターBefore After● 設備工事・設備設計ユアテック土木技術で電力ライフラインを支え地域社会の発展に貢献東北電力グループの一員かつ総合設備エンジニアリング企業として、電力流通設備から建築物の電気・空調・給排水・衛生・情報通信・土木建築の設備工事まで幅広く手掛けるユアテック。安心安全なライフラインを構築し、地域社会へ貢献する同社で活躍している齋藤さんに話を伺った。Before Afterユアテックは、地域社会のライフラインを守り、支える技術と豊富な実績のもと、多様なニーズに応えている。加えて、ユアテックスタジアム仙台のネーミングライツ取得や様々な活動を通じて地域活性化にも積極的だ。土木工学を学び、建設業界を志望した齋藤さんが「自身が学んだ知識を活かしつつ、やりがいを持てる仕事がしたい」と同社を選んだのもうなずける。入社後しばらくは環境の変化や責任の重さに戸惑いもあったが、研修や現場での経験を通じて学び、自身の成長を実感しているそうだ。齋藤さんは入社以来、工事現場の施工管理に携わっている。初めに設計や工程管理を教わり、先輩が取り仕切る現場で働きながら業務スキル・経験を習得していった。安全・品質・信頼を追求し社会のライフラインを守る「先輩たちは入社前に想像していた以上に気さくで、何でも相談しやすかったです。1・2年目は、工事を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力が重要だということ、特に作業員に注意事項を的確に伝える方法について、現場を通じて学びました」入社3年目には、仙台市内での電線類地中化工事の現場代理人を任された。地中化の目的は、地震や台風で電柱が倒壊して、電気や情報通信回線が遮断されるのを防ぐことである。「会社の代表である緊張感と共に、ついに現場代理人になれたという嬉しさがこみ上げた」と齋藤さんは振り返る。現在5年目となり、後輩に指導する機会も増え、質問されることが多くなった齋藤さん。「正しく答えられるよう、自身の知識を深めつつ、今後は先輩に頼らず、仕事を完遂できるよう努めたい」と意欲的に語ってくれた。BEFORE学生時代、土木工学の基礎知識だけではなく、サークル活動やアルバイトを通して、コミュニケーション能力の大切さも学んだ。齋藤 大介さん宮城支社 工務部 土木建築課PROFILE2020年入社。工学部土木工学科卒業。居酒屋のアルバイトで多様な人と接し、コミュニケーション能力を育んだ。現在、主に電線類地中化工事に携わり、積極的に周囲に声をかけて協力会社スタッフとも良好な関係性を築いている。本社所在地:宮城県株式会社ユアテックCHECK THE NAVI詳しい情報はAFTER現場代理人として1つの現場を任される機会も増え、後輩に教える立場となった。97
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