企業研究&就活準備ガイド 機械・電気電子・情報系 2026
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人を知る私の軌跡機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専安全な首都高の裏側には機械設備を支える私たちがいる1962年に京橋~芝浦間で開通した首都高速道路。今では総延長距離が約330キロに達し、1日の交通量は100万台以上にのぼる。まさしく首都圏の大動脈。その安全と安心を守り抜くのが首都高技術であり、点検や設計・積算に尽力する技術者たちだ。MY CHOICE山本 大輔さん施設部施設課PROFILE2015年入社。理工学部航空宇宙工学科卒業。首都高関連の設備改修に伴う設計・積算業務を担当する。10年目の現在も更なる技術力の向上に励み、技術士などの資格取得に向け勉強中。建設コンサルタント首都高技術山本さんが大学で学んだのは、航空工学。首都高とはかけ離れている印象を受けるが、山本さんの社会貢献への思いは一貫している。「学生の頃から社会の基盤を支える交通全般に興味があり、さまざまな交通機関に携わる仕事を検討していました。なかでも首都高は1日約100万台もの車両が利用する巨大インフラ。決して派最後までやり抜く姿勢で多くの人の安全に貢献する手な仕事ではありませんが、機械設備をコツコツと維持し、それが多くのお客様の安全につながることにやりがいを覚えています」入社後は料金所やトンネル換気所等の空調・換気・消火設備の改修工事における積算業務に従事し、現在は設計業務へ幅を広げている。日々、たゆまず技術力の向上に努めてきた過程では、学生時代に鍛えた「最後までやり抜く姿勢」がベースになっていると話す。「入社1年目に初めて担当したのは、料金所改修工事の積算業務。初めて聞く用語ばかりで、業務を完了できるか不安でいっぱいでした。しかし、先輩たちから知識を吸収し、自らも調べて課題を乗り越え、無事完了に至りました。振り返ると、大学の卒業研究でも何度か挫折しそうになりましたが、諦めずに取り組んだことで成果を上げることができました。入社10年目の今も、一つひとつの積み重ねが社会貢献につながっていることを実感しています」研究室の先輩が首都高速道路の入社試験を受けたと聞き、首都高に機械系の仕事があることを知った山本さん。交通インフラを支える仕事を志望していたため、首都高の安全を守る首都高技術に興味を持った。会社を知ったきっかけ入社の決め手首都高は首都圏の生活や経済に欠かせない大動脈。料金所、トンネル換気所などの機械設備維持を担い、重要なインフラを支える仕事に惹かれて入社を決めた。転勤がないと聞いたことも決め手の一つだった。本社所在地:東京都首都高技術株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は112

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