企業研究&就活準備ガイド 機械・電気電子・情報系 2026
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機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専人を知る社会人ビフォーアフターBEFORE小学2年生から野球を始め、ポジションはショート。今も草野球で汗を流す。高専では電気関係を広く学んでいた。AFTER仕事では周囲との円滑なコミュニケーションを重視。最近は後輩の質問にも即答できるようになり、成長を実感している。機械オーエム製作所自分の将来像をイメージできるから今やるべきことに集中できる多様なお客様ニーズに匠の技術で的確に応えている工作機械メーカー、オーエム製作所。そんな同社で技術者として順調にキャリアを重ねている入社5年目の髙頭さんに、入社前の不安や社会人になってからの心境の変化、仕事のやりがい、今後の目標などを聞いた。BEFORE AFTER高専で電気回路やシステムなど、広く電気関係を学んでいた髙頭さん。オーエム製作所を志望したのは、工場の前を通ったことがあり、興味を持って調べたところ、スケールが大きく面白い仕事に取り組めそうだと感じたためだ。「入社前は、学んできた知識とは異なる世界に入ることになるので、仕事についていけるのか不安でした」と語る。それでも徐々に仕事に慣れ、勝手も分かるようになると次第に仕事もスムーズに。やがて視野も広がり、自分の将来像をイメージしながら仕事に取り組めるようになったと振り返る。髙頭さんは現在、製造部機械第一課に所属。金属機械加工を担当し、いずれは同社の機械を導入したお客様に操作指導や加工ノウハウを提供する業務に就くことが期待されている。そのためには機械目指す自分に近づくためにのプロとしての知識・技能が不可欠であることから、機械を実際に操作して経験を積んでいるところだ。求められているレベルに達するには8~10年を要するとのことだが「今の仕事の意味を理解しながらなので、モチベーション高く働けています」と話す。客先でのスクールの教師役を担うことも予定され「なりたい自分を目指すための修業中です」と続ける。卒業研究では太陽電池をテーマに選んだ髙頭さん。内容は現在の仕事と離れているが、研究テーマに基づいて調査し、結論を出すというプロセスは、現在の加工方法で分からないことや新たな試みに関する調査・検討のプロセスと重なる部分が多く、大いに活かされているそうだ。今後の目標を聞くと「高い専門性を持ち、丁寧に対応できる、お客様から信頼される技術者になることです」と答えてくれた。髙頭 佑輔さん製造部機械第一課2020年入社。電気電子システム工学科卒業。長岡工場の近くで生まれ育ち、昔から馴染みがあった。機械は未知の世界だったが、スケールの大きな仕事に携わりたいと思い入社を決意。PROFILE本社所在地:大阪府株式会社オーエム製作所CHECK THE NAVI詳しい情報は113

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