機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専人を知る社会人ビフォーアフターBEFORE大学3年生の時に、沖縄の海で友人たちとSUPを楽しんでいるシーン。当時は自分のしたいことに夢中だった。AFTER今は、お客様や仲間の安全を意識して仕事に臨んでいる。周囲の考えにも積極的に耳を傾けられるようになった。建設コンサルタント中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(NEXCO中日本グループ)社会的使命を果たす中で培われた自信と仕事への誇り高速道路の安全安心を守る現場には多くの人が関わるため、スキルはもちろん、協調性や柔軟な対応力も欠かせない。入社5年目を迎えた久住さんも日々、日本の大動脈という社会インフラを支えながら、自己成長したいという意識を持って日々の業務に向きあっている。BEFORE AFTER大学で電気工学を専攻し、高速道路に関わる仕事で、その学びを活かしたいと入社を決めた久住さん。情報板や受配電設備の点検業務からスタートし、2年目以降は設備の整備などの提案を行う施設管理課で勤務していた。大きな転機となったのは、「3年目に担当した長野県内を走る本線へのデジタルサイネージ(電子掲示板)の設置」。山道で線形が悪く、カーブが多い中、工事の進め方などを何度も話し合い、1年半ほどかけて完成させることができた。苦労した分、達成感も大きく、自信につながる仕事になったとのこと。そして、2024年からは設備の定期整備や復旧工事を行う施設保全課へ異動となり、現在は冬の積雪対策に向けた塩化カルシウム散布機の定期整備を行っている。短所を克服し保全点検のプロへ東海・北陸エリアの高速道路を守っているというやりがいに加え、一つの現場を終えるたびに知識の深まりを実感できる点も魅力だという。一方で久住さんは仕事を通じ、人としての成長も存分に感じているそうだ。「学生時代は人づきあいの面で自信がありませんでした。でも仕事では多くの人と関わりますし、何より報連相が欠かせません。わからないまま放っておくと次には進めず、時には工期にも間に合わなくなります。この4年間で積極性も身につき、今では会社全体を見つつ、自分のできることを考えられるようになりました」そんな久住さんが目標とするのは、事故や災害時に頼りにされ、現場で先頭に立って活躍する技術者。経験を積み、信頼される人材に成長したいと語ってくれた。久住 浩輝さん名古屋支店飯田道路事務所施設保全課2020年入社。工学部電気学科卒業。ゼミでは太陽電池について研究。インターンシップで見た高速道路で働く社員の姿に憧れ、電気の知識を活かして活躍したいと入社を決めた。PROFILE本社所在地:愛知県中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社(NEXCO中日本グループ)CHECK THE NAVI詳しい情報は115
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