機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専人を知る私の軌跡車両メンテナンス、運行管理輸送計画すべて短期間で経験!車両そのものに携わる仕事から、毎日の運行を支える仕事まで。全く異なるフィールドの業務を短期間で経験し、総合的なキャリアアップを見据えて日々の仕事に打ち込む吉野さん。今後に懸ける想い、そして自身を突き動かすモチベーションの原点とは。MY CHOICE吉野 大さん新幹線統括本部新幹線運輸車両部輸送計画ユニットPROFILE2017年入社。情報理工学研究科知能機械工学専攻修了。研究室では高速流体力学をテーマに航空機の数値シミュレーションに取り組む。それがインフラ業界を志すきっかけとなる。鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)入社後、吉野さんは山形車両センター、新幹線総合車両センターで、新幹線車両の定期検査や部品メンテナンスの仕事を経験。学生時代に得た知識を活かし、ノウハウを身につけていった。「車両の構造を学ぶ上では機械力学、材料力学、熱力学、流体力学など4力学の知識を有機的に結び付け、理解を深めていきました」短期間で数々の業務を経験したことで、得られた自信現場の工程管理も任されるほどスキルアップしたところで、新幹線総合指令所に異動。これまでとは全く異なる業務内容だったが、運行の心臓部ともいえる重要なポジション。前向きに取り組んでいったという。「新幹線は、日々正確なダイヤを維持しているイメージがありますが、実際は様々なトラブルが数多く発生していて、私も車両や乗務員の運用変更手配など、毎日緊張感を持って仕事をしていました」新幹線総合指令所での業務を経験し、今度は新幹線運輸車両部に異動。繁忙期における臨時列車の増発などを計画する仕事だ。短期間でここまで多くの業務を経験し、自信につながったという吉野さん。最後は力強く語ってくれた。「多様なフィールドで活躍している同期の存在が大きな刺激を与えてくれています。私もさらに新しいことに挑戦して、総合的な知識をもとに鉄道事業のレベルアップに貢献していきたいですね」学生時代に駅員アルバイトを経験し、お客さまに近い立場で仕事する楽しさを実感。製造業などに就職する同級生が多い中、人への貢献が目に見えて実感できる仕事がしたいと考え、興味を持つようになる。会社を知ったきっかけ入社の決め手広大なエリアを基盤に鉄道、観光、生活サービスなど多様な事業にチームで取り組める点に魅力を感じたことが入社の決め手。学生時代は陸上部の主将を務めており、そのノウハウも活かせると感じた。本社所在地:東京都東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)CHECK THE NAVI詳しい情報は120
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