企業研究&就活準備ガイド 機械・電気電子・情報系 2026
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機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専人を知る私の軌跡技術者として大きく成長できる環境が志望の決め手に世界のガラスメーカーのなかでも、とりわけ技術力の高さで知られる日本板硝子。入社5年目の八塚さんは、主力商品の一つである自動車用ガラスの製造設備を担当しており、同社の技術を継承しながら技術者として大きく成長している。MY CHOICE八塚 淳弘さんAuto事業部門 舞鶴素板製造部PROFILE2020年入社。工学部電気工学科卒業。様々な企業のインターンシップに参加したり、在学中に電気工事士の資格を取得したりと、高い計画性と実行力を兼ね備えている。ガラス・セラミックス日本板硝子(NSG)「後悔のない就職がしたい」と考え、早くから企業研究を始めたという八塚さん。2年生の時に日本板硝子のインターンシップに参加した。「インターン生の質問にも原理から丁寧に説明してくれるなど、雰囲気の良さがとても印象的でした。また、設備規模が非常に大きく様々な経験ができるため、技術あらゆるリスクを想定し事前準備を徹底者として幅広い知見を身に付けながら成長できると確信したことが、志望の決め手になりました」現在は自動車のフロントガラスなどを製造する設備を担当。設備の故障修理やメンテナンスをはじめ、品質や生産性向上のための設備改造も行っている。1日で数万枚を製造する設備は、半日停止するだけでも大きな損失。取引先の生産スケジュールにまで影響が出てしまうため、「何事もなく動く」という状態を維持するためにあらゆる手を尽くしているという。年3回、生産設備を長期停止し改造や制御更新などを行う際も「あらゆるケースを想定し、事前調査と検証を入念に行うよう心がけています」と話す八塚さん。新設ラインの立ち上げや新規技術の開発支援にも関わりたいという夢を叶えるため、現在の保全業務を通して設計や施工に関する専門知識と業務遂行能力を日々磨いている。大学の先生の推薦を受け、2年生の夏に1カ月間の長期インターンシップに参加。日本板硝子の設備規模の大きさに圧倒されると同時に、素材メーカーにおける電気系技術者の役割や重要性を目の当たりにした。会社を知ったきっかけ入社の決め手インターンシップに参加したことで、幅広い経験を通して技術者として大きく成長できる環境だと確信。同時に、学生に対しても丁寧に対応する社風や人柄の良さにも強く惹かれたことが入社の決め手に。本社所在地:東京都/大阪府日本板硝子株式会社(NSG)CHECK THE NAVI詳しい情報は122

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