企業研究&就活準備ガイド 機械・電気電子・情報系 2026
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業界徹底GUIDE機械業界は、あらゆる産業との関わりが非常に強いという特徴があります。建設機械や工作機械、産業用ロボットなどで日本のトップメーカーは世界的に多くのシェアを獲得しており、日本を代表する産業の一つ。その技術力は世界でも認められています。P.22機械01パソコンやスマートフォンをはじめとする情報通信機器、冷蔵庫、洗濯機といった白物家電やテレビなどのデジタル家電など、生活をさらに便利で快適にするための製品を開発・製造している分野です。新規参入者による競争の激化により、高い技術開発力が求められています。P.23電子・電気・OA機器03精密機器は非常に高度な精密さが求められ、デジタルカメラ、時計、計測機器、医療機器といった製品に必要不可欠な製品。世界的に見ても日本のメーカーは高い技術を持っていることで知られており、世界のマーケットで多くのシェアを獲得している企業が少なくありません。P.23精密・医療機器02建設業界は、戸建住宅から超高層マンション、オフィスビル、さらには空港やダムに至るまで、あらゆる建築物の建設や土木工事を担っています。ゼネコンを中心に、中小の工務店、電気や空調をはじめとした設備工事会社、建設コンサルタントなど多くの企業で成り立っています。P.25建設・設備関連、建設コンサルタント07乗用車やトラックなどの自動車、船舶、航空機などの各種輸送用機器の開発・製造に携わる業界。日本が世界に誇る一大産業であり、日本経済を支える基幹産業でもあります。日本では、航空機部品の開発・製造を手がける会社も多く、業界は盛り上がっています。P.24自動車・輸送用機器04調味料・油・小麦粉などの食品原料、パン・菓子・冷凍食品などの加工食品、ビール・清涼飲料水・コーヒーなどの飲料を開発・製造しています。電子レンジでの調理を必要としない環境に優しい食品、高齢者向けの介護食、食事の宅配など新たな製品やサービスが生まれています。P.25食品06原材料を仕入れて加工・合成して、素材を製造。その素材を必要としているほかの産業に供給するのが、素材業界の役割。長い歴史や独自の技術を持つ企業が多く、近年では、いずれの分野でも環境に配慮した新素材の研究開発のニーズが高まっています。P.24素材(繊維、化学、金属、紙・パルプ、ガラス、セメント)05自分が輝くフィールドを見つけよう機械・電気電子・情報20

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