仕事を知る新たな価値創造へ―挑戦する企業入社7年目の亀山さんが担当しているのは、建設現場で利用される機械や装置の技術営業職。トンネル等の建設を担当するゼネコンを訪問して現場の課題やニーズをヒアリングし、それを技術部門にフィードバックして検討を促し、現場に即したオーダーメイドの製品づくりを促進している。例えば「落石の危険性がある空間への人課題に即した提案で落石エリアへの立ち入りがゼロにの立ち入りを減らしたい」といったニーズに対しては、遠隔で操作できる作業ロボットを提案し、ゼネコンと協力しながら製作・導入へと導いた。「装置やシステムを導入し、作業効率や安全性が向上するなどの効果が現場で表れたときには大きな達成感を覚えます。また、その工事が無事に竣工の日を迎え、完成した構造物が見られたときにもより一層の喜びを覚えますね」ITや土木への理解や提案力など幅広い知識やスキルが求められる技術営業の仕事だが、意外にも社内で活躍するメンバーの多くが土木系やIT系以外の学部出身者だそう。「仕事のやり方は先輩たちが一から丁寧に教えてくれるので心配は無用です。今後も、培ってきた経験を活かしつつ、日進月歩で進化する技術をキャッチアップしながら自分自身をアップデートし、事故のない建設現場を実現していきたいです」最新のテクノロジーを活かして事故のない建設現場を目指す建設現場で用いられるレーザー計測装置やマシン搭載用ソフトウェアなどを企画から開発、製造、保守までトータルに手掛ける同社。第10回ロボット大賞、国土交通大臣賞を受賞するなど、建設業界にとって必要不可欠な存在として成長し続けている。CHALLENGE1 社内での打ち合わせ風景。部門を越えたチーム連携により、建設現場が抱える課題やニーズを解決や実現へと導く。 2 落石エリアへの立ち入りをゼロにする遠隔ナビゲーションシステムを備えた作業ロボット。12建設現場と技術部門とをつなぐ技術営業職として活躍中の亀山さん。役職に関係なくお互いを「~さん」付けで呼び合うフラットな社風の中でノビノビ活躍しているそう。土木系やIT系の学部出身者でなくとも、トンネルやダムといったダイナミックなモノづくりに興味がある人には、その志向や想いを存分に活かして成長・活躍できる手厚いサポート体制が整っている。情報処理マック機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専本社所在地:千葉県マック株式会社CHECK THE NAVI詳しい情報は75
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