仕事を知る新たな価値創造へ―挑戦する企業二輪や四輪、汎用製品の研究開発・品質保証をサポートするエンジニアリングソリューションカンパニー「オートテクニックジャパン」。二輪・四輪の走行試験や品質管理業務を受託していた同社だが、1994年以降、研究開発業務をカバー。さらに2014年からは自社設備を充実させ、国内外の自動車及び部品メーカーとの取引を拡大してきた。最大の強みは、人を育て、人が育てる何といっても「技術力」である。走行試験では、テストドライバーが五感をフルに研ぎ澄ませ、車の挙動や性能、乗り味を確認する。一方、単体試験や実機試験等に関しては最新鋭のテクノロジーを積極的に導入。アナログとデジタルの融合によって安全性・信頼性の高いモビリティ開発を支え、エンドユーザーに貢献しているのだ。同社が目指すのは「人を育て、人が育てる企業」。自動車業界は100年に1度の変革期を迎えている。車づくりが大きく変化するなかで、試験のあり方にも進化が求められている。必要なのはこうした変化に追従すべく、新たな技術や知識を貪欲に学びながら、絶え間ない改善と創意工夫によって新たな仕組みを構築していくことのできる人材。失敗を恐れることなく試行錯誤を続けられる、チャレンジ精神にあふれた人材だ。技術の追求と人づくりで、日本のリーディング産業を力強く支える会社である。最先端の自動車開発を支える「人が人を育てる企業」安全性、信頼性、高品質、環境性。日本のものづくりの強みは、高度かつ精緻な試験技術なくしてはありえない。四輪・二輪・汎用製品の研究開発・品質保証をサポートするエンジニアリングソリューションカンパニー「オートテクニックジャパン」の挑戦を追った。CHALLENGE1 有休取得率100%、社員定着率97%(2023年度実績)と、安心して働ける環境が整っている。 2 スポーツや文化系、メカなど、クラブ活動も盛ん。モータースポーツクラブは事業化もされている。12「『環境型4WDシャシダイナモメータ』や『4軸ハブ結合型シャシダイナモメータ』など、設備や技術には惜しみなく投資しています。ただ、これまで成長を続けてこられたのは、現場で得た気づきを一つ一つカタチにしていくボトムアップの力があってこそです。だからこそ、人づくりに力を入れる必要があるんです」(人事部 人事課 日出間 仁さん)自動車・自動車部品オートテクニックジャパン(ATJ)機械系活躍している先輩たちのフィールド数学・情報系電気・電子系高専本社所在地:栃木県株式会社オートテクニックジャパン(ATJ)CHECK THE NAVI詳しい情報は84
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