※このページは薬学生へのヒアリングをもとに構成しています。エントリーシート提出後に記入間違えに気がつくエントリーシートの「自由記入欄」は埋めるべきか否かで悩むエントリーシートの記入がなかなか終わらない情報サイトを閲覧しすぎて迷走エントリーしすぎてどこにエントリーしたのかわからなくなる友人の「全然やってないよ」はだいたいウソ先輩の「就活準備は早いに越したことはない!」はホント私の大学生活は何だったのかをかみしめる自分を見つめ直して心が折れる医療とは何か、薬剤師とは何か本気で考える書き直しの連発で腕がきついスケジュール調整が上手くできなくて焦る「まだ大丈夫」がエントリー〆切前日!1エントリー編「『大手の製薬会社から内定をもらいたい』『大手のほうが安泰な気がする』と、法人の規模や評判ばかりを気にしつつエントリーを進めてしまった」名前を知っている法人にのみエントリーする内定をもらうことがゴールではないし、大手だから優良とは限らない。そもそも「自分にマッチするか」という視点が抜けてしまっている。入社後のミスマッチで悩まないように、知名度に飛び付くよりも、自分に適した職場かどうかを十分にリサーチしよう。志望動機を短い文章にまとめられない「会話の中でなら話すことができるのに、いざ文章にまとめるとなると難しい。どう書けばいいのか分からず四苦八苦している」薬学の道に進んだ背景や思い、数ある法人の中で志望先を選んだ理由を、数行にまとめるのは至難の業。採用側が必ず知りたい「仕事に対する熱意」や「法人への思い入れ」を中心に、伝えるべき要素を絞り込もう。補足があれば、面接時に付け加えればOKだ。自分の強みが意外と少ないことに気付く「自己PRや特技を書こうと思ったら、書くことが少ない現実に気付いた! 今まで自分は何をしていたのだろう……と落ち込んだ」複数の強みがあっても、それをアピールした結果、自意識が高いと思われるかもしれない。何か一つ、自分が深めてきたものを紹介できれば十分だ。単に自分の強みに気付いていないだけ……という可能性も考えられるので、友人や家族に聞いてみよう。「自己分析を始めてみたはいいものの、『いったい自分とは何者なのか?』と考え込み、先に進めなくなってしまった」自己分析していると「自分とは何か?」と哲学的になる自己分析には明確な「正解」がないので、やみくもに始めると出口が見えなくなる。自分を探す過程にも意味がないわけではないが、迷いすぎても問題だ。ひとまず「自分の強みや価値観を明確にし、志望動機や自己PRに生かす」という目的に向かって突き進もう。就活に際して、思いがけない「あるある」に翻弄されることは少なくない。ここでは、薬学生から寄せられたリアルなエピソードをお届けしよう。44
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