ウェブ面接に慣れてなく、カメラではなくモニターをつい見てしまう集団面接で前の人の自己アピールが自分のアピールとかぶっていて焦るウェブ面接の開始時間を間違えていて焦るES持参なのに忘れて頭が真っ白になるウェブ面接になかなか入室許可がおりないと焦るメイクしたのにカメラだと薄く感じ、今度は濃くしすぎて舞台女優のようになるなぜかトイレに行きたくなる面接時間が自分だけ短かったので心配だライトが強すぎて顔が白飛びしてしまう集団面接で前の人が流暢に自己アピールしているとプレッシャー退出するタイミングが分からず、みんな様子を見ている面接編「面接官から、他社も受けているかどうか聞かれた。本当は第一志望ではなかったけれど、つい『御社が第一志望です!』と答えてしまった」本当は第一志望ではないのに、第一志望と答えてしまう面接の場で第一志望かと問われたら、実際はさておき第一志望だと答えざるを得ないのが就活生の心理。それは面接官も分かっているし、第一志望であるかどうかにさほど重きを置いていないことも多い。「第一志望群」とにごして答えるのも一つの手だろう。地元の薬局の一次面接で社長登場!「地元の薬局だから、一次面接はラフな雰囲気だろうと思っていた。ところが、面接室に入ると目の前に社長がいて、『あっ!』と声が出てしまった」小規模な薬局などでは、一次面接から社長が登場することもある。緊張するかもしれないが、法人側は承知の上だ。どうにか気に入られようと愛嬌を振り撒いたところで、きっとすぐに見破られてしまう。慌てることなく、真摯に受け答えできる自分を見せよう。人事の方の「何でも聞いてください」を真に受けてしまう「隣の人が『有給休暇は希望通りに取れますか?』『残業はどのくらいですか?』と質問していた。プライベートも大事だが、面接中に聞くとは大胆……」言うまでもなく働く人の権利は大事だが、質問の仕方によっては仕事に対する熱意を疑われてしまうおそれもある。絶対に質問NGというわけではないが、質問した理由を添えるなど配慮すれば、うまく情報を引き出せるかもしれない。質問力を鍛えておこう。「面接の最中に『御社だっけ? 貴社だっけ?』と呼び方が分からなくなりパニックに……。事前にしっかりと確認しておけばよかった」「御社」と「貴社」がごっちゃになってしまう普段使い慣れていない言葉を、うろ覚えのまま面接の場で口にするのは危険だ。誤用はやむを得ないとしても、それに気を取られて本来のパフォーマンスを発揮できなくなるおそれがある。最低限の用語は事前に確認し、あとは背伸びしない言葉遣いを心がけよう。2就活に際して、思いがけない「あるある」に翻弄されることは少なくない。ここでは、薬学生から寄せられたリアルなエピソードをお届けしよう。※このページは薬学生へのヒアリングをもとに構成しています。48
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