薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2026
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DATA: 先輩の数字参加当日の注意点「昨年、同じプログラムに参加した先輩から、『服装は私服と書かれてあったけれど、ジャケット着用の人が多かった』というような細かい点を聞いておいたので、安心して当日を迎えられました」先輩❶「朝、乗った電車がラッシュの影響でノロノロ運転。思った以上に時間がかかりパニックに。開催会場までのルートは複数調べておくべきでした」 先輩❷「社員の方から『どうしてこのプログラムに参加したの?』と聞かれたのですが、うまく言葉にできず変な回答になってしまったのを後悔しています」先輩❸ほかにも、インターンシップ&キャリアの当日までに確認し、準備を整えておきたいポイントがある。当日になって慌てることのないようにしよう。「特定の企業・病院のことをよく知るため」が圧倒的だが、仕事に対する適性や自身が社会人として何をしたいのかなど、自己分析の場としてインターンシップをとらえている人も目立った。インターンシップに参加する目的は?(複数選択可)Q特定の企業・病院のことをよく知るため自分が何をやりたいのかを見つけるため就職活動に有利だと考えたため仕事に対する自分の適性を知るため社会勉強のため志望企業や志望業界で働くことを経験するため82.9%42.5%33.8%37.7%23.2%21.9%1位2位3位4位5位6位当日の服装を準備した会場への行き方(オンラインの場合は接続方法など)を確認したインターンシップ&キャリア担当者の連絡先を確認した自己紹介をまとめた質問事項をまとめたTo-Do LIST服装特に指定がない場合は、面接などと同じように、リクルートスーツが基本。指定がある場合はそれに従うが、「私服」「カジュアルな服装」と書かれていても、デニムパンツやTシャツなどは避けるのが常識だ。あくまでもビジネスカジュアルであると理解し、社会人としてふさわしい服装を心がけよう。アクセス行き慣れない場所では、道に迷ってしまうこともありえる。地図や連絡先はあらかじめ確認しておき、「電車が遅れた」といった事態も見越して、早めに出発しておこう。オンラインの場合、接続方法や通信環境の確認はもちろん、スムーズに参加できるようカメラ位置やマイクの状態も必ずチェックしよう。自己紹介プログラムでは自己紹介を求められる場面が多い。プログラムの最中や前後、懇親会などで社員と直接話す機会もあるだろう。研究内容や志望業界などをスムーズに話せるよう、アピールしたいことを事前に整理して、声に出して練習しておくと安心だ。逆に、相手へ質問したいことをまとめておくのもGOOD。「かかりつけ」や「在宅」などはこれまでも上位に挙がったが、「認定薬剤師」「がん専門薬剤師」「スポーツファーマシスト」など、よりキャリアや将来を意識したテーマが注目されるようになっている。働き方を考える上で興味のあるテーマは?(複数選択可)Q認定薬剤師かかりつけ薬局がん専門薬剤師在宅スポーツファーマシスト52.8%33.9%25.9%31.7%16.2%14.8%1位2位3位4位5位6位「インターンシップの内容」「実施期間」 「事業内容」を基準にする人が多い。事業内容については独自性や専門性のあるプログラムに注目するなど、新しい発見を期待してプログラムを選ぶ人も少なくないようだ。インターンシップを探す際に重視するポイントは?(複数選択可)Qインターンシップの内容実施期間(1日、2日、1週間など)事業内容(総合門前である、在宅医療が強いなど)企業の知名度(知っている企業である)交通費支給がある家や大学の近くにある・アクセスがいい86.4%59.6%44.1%51.8%22.0%19.4%1位2位3位4位5位6位先輩の声Voice of senior地域包括ケアシステム17

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