薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2026
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「インターンシップ&キャリアは学びの場所です。グループワークなどでは無理にリーダーシップをとったりする必要はありません。参加者同士、協調し学びを深める機会にしていただければと思います」担当者❶「インターンシップ&キャリアは選考の場所ではありませんが、できる限りTPOをわきまえた発言や行動を心がけてほしいですね。とは言っても、言いたいことが言えないほど緊張することはありませんよ」担当者❷「MR職のプログラムでプレゼンをしてもらうと、薬学生は文系の学生に押されてしまうこともあります。せっかく専門知識に裏付けられた意見を出せるのだから自信を持って臨んでほしいですね」担当者❸的確な質問ができることは、強い関心の表れであり、しっかり事前準備してきた成果でもある。話を聞けるタイミングがあれば、積極的に質問をしてみよう。法人側もそれを望んでいるはずだし、疑問を残したまま終了してしまっては、参加した意味が半減してしまう。企画立案やプレゼンテーションなど、自分の意見を発表することが求められるプログラムは少なくない。発表者を募る場面があれば、ぜひ立候補しておきたいもの。それ以外でも、「○○を体験してみた感想はありますか?」といった投げかけがあったときは、臆せずに挙手しよう。プログラムによっては簡単な作業にしか取り組めないケースもある。その場合でも、与えられたことをこなすだけで満足せず、「その業務で工夫されている点は何か」「誰とどのように連携しているのか」「他社と違う点はどこか」など、一つでも多くのことに気づき、学ぼうとする姿勢が大切だ。どのようなプログラムにおいても共通して求められるのは、積極的に「学ぶ姿勢」だ。インターンシップ&キャリアの要は「学ぶ姿勢」質問する行動する観察する明るく真剣な表情を心がけよう大きめの声でハキハキと話そう聞きたいことは積極的に質問しよう機会を逃さず積極的に発言しよう周囲の様子をよく観察し、新たな発見を得よう他の学生と協調しながら動こうTo-Do LISTインターンシップ&キャリアは「選考」ではないとはいえ、法人の方と初めて会う貴重な場。学生とはいえビジネスマナーをわきまえた行動をしたいところだ。学びの機会をいただいたという感謝の気持ちを行動に表すことが基本。表情や姿勢、声のトーンなどに十分注意をしよう。参加編プログラムを貴重な学びの場として積極的かつ有意義に活用しよう!インターンシップ&キャリア担当者の声社会人としてのマナーの基本を押さえよう!18

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