薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2026
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DATA: 先輩の数字プログラムで体験した内容をメモしたその法人に対して感じたことを 忘れないうちに記録した目標の達成度を一つずつ振り返り、評価したプログラムでの経験をもとに自己分析を深めた知り合った人と連絡先を交換するなど、つながりを持った参加後にお礼状/メールを先方に送ったTo-Do LIST「本選に進んでから、『うちのプログラムはどうでしたか?』と聞かれることもあります。どんな体験をして何を感じたのかは、メモに残しておきましょう」先輩❶「お礼メールを出したら、担当者からとても丁寧な返信が。学生に対してこんなに丁寧な対応をしてくれるのかと、法人としての姿勢に感動して志望度が上がりました」先輩❷「MR職を第1志望と考えていましたが、業務体験ではイメージしていた業務内容と異なる部分も。この体験がきっかけとなり、就職活動では早期から他職種へも目を向けられました」先輩❸プログラムのなかでどんな体験をしたか、そこから何を感じたかを、手帳やノートにまとめる習慣を付けよう。「想像と違った」ことについても、その思いを忘れないうちに記録しておくこと。また、参加前に立てた目標を一つずつ振り返り、どのくらい達成できたか自己評価しておこう。プログラムでは、学外の人と出会い、同一の体験をするなかで親睦を深めることもできる。これからの就職活動を乗り切る良きライバルとして、あるいは同じ業界で働く未来の仲間として、SNSなどでつながりを保っておくのもおススメだ。プログラムが終了したら、お礼状またはお礼メールを出してみよう。しかも、できるだけ早く。このとき、形式的な内容に終始せず、「○○様から△△についてお話を伺えたことが大きな学びとなりました」など具体的なエピソードを交えると相手に感謝の気持ちが伝わりやすい。振り返りを生かす仲間とつながるお礼をする志望していた業種や職種が変化した人の理由の1位は「実習に参加して」だ。時期は異なるがインターンシップの参加で気持ちが変わったと回答する人も多く、進路選択において大きな影響があることは見逃せない。84%の人がインターンシップに参加した法人の採用選考を受けると回答している。自分がそこで働いている様子をリアルにイメージできることで、志望度が高まるケースも多いようだ。志望業種・職種が変化した理由は? (複数選択可)Qインターンシップに参加し、採用選考も受ける予定の企業・病院数は?Q将来のキャリアを考えてインターンシップ【10~12月】に参加して(対面·WEB)将来の生活を考えてインターンシップ【1~2月】に参加して(対面·WEB)今考えるとただのイメージ先行だったのでインターンシップ【6~9月】に参加して(対面·WEB)2024年卒2023年卒18.8%17.0%14.1%15.0%10.1%14.0%6.0%13.5%10.0%6.0%5.4%6.8%5.0%5.4%1位2位3位4位5位6位6位実習に参加してただ「参加して終わり」ではもったいない! その後の振る舞いによって、プログラムでの体験を何倍も意義あるものにすることができる。「その後」がインターンシップ&キャリアの価値を決める!先輩の声Voice of senior1社15.0%2社20.2%3社20.2%4社16.4%5社5.6%6~9社3.3%10社以上3.3%まだ決めてない14.6%0社1.4%19

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