薬局の常識を超える!トラストファーマシーは調剤薬局そのものの付加価値を高め、「首都圏の地域医療を担う調剤薬局」としての存在感を確固たるものとすべく、未来に向けた施策を次々と打ち出している。一つ目は、高い人間性と専門性を兼ね備えた〝人財会社〟として業界をリードするための取り組みだ。具体的には『未来人財開発プロジェクト』というチームを発足させて、薬剤師・管理栄養士に求められる知識やスキルを再定義。業務のスタンダードを確立するとともに、新たな研修システムを構築している。二つ目は、従来の薬局の枠組みを超えたサービスだ。「薬局のセカンドオピニオンⓇ」サービスは、その一例だ。地域の人々の薬や食事、栄養に関する相談等に対して、がんや緩和ケア、糖尿病、在宅医療に関する専門的な知識を持った薬剤師及び管理栄養士が無料でサポート。薬局に〝医療と介護のハブ〟という新たな機能を付加することで、地域の人々の健康増進に寄与する。三つ目は、ICT(情報通信技術)を活用した、次世代の薬局作りの推進だ。スマートフォンアプリを用いた、薬局と患者さまとの情報共有ツールを導入し、患者さまとの新たなつながりを創造するほか、薬剤師と患者さまとの対話を可能にする〝架け橋〟として、タッチパネル方式の電子薬歴・服薬指導システムを導入している。「将来的には人財力を徹底的に高め、患者さま一人一人に寄り添った、魅力ある薬局体験を提供できるような仕組みを確立していきます」と白水氏。同社の挑戦はこれからも続く。人財力を徹底的に高め魅力ある薬局体験を提供するKEY WORDS FOR THE FUTURE「幸せで健康な人を増やす」をミッションに掲げ、東京・埼玉・神奈川・千葉の一都三県で、調剤薬局31店舗を展開している「トラストファーマシー」。未来に向けた施策を探る。「地域で必要とされ、喜ばれ、愛される『ありがとう薬局』を作る」というビジョンの実現に向けて、1989年の設立以来、進化を続ける同社。強さの秘密は“人財力”だ。未来を読み解くキーワード人財会社を目標に1社内行動規範を体現できる「高い人間性を持った人財」、顧客のニーズに的確に対応するための高度な知識と職務遂行力を兼ね備えた「高い専門性を持った人財」の育成に注力している。薬や食事・栄養、疾病に関する相談等に対して、専門的な知識を持った薬剤師・管理栄養士が総合的にサポート。「薬局=薬をもらうための場所」という概念を変える。薬局のセカンドオピニオン®2薬局と患者さまとの情報共有ツールや、電子薬歴・服薬指導システムを積極的に導入。患者さまとの新たなつながりの創造、わかりやすい服薬指導、薬歴業務の効率化等に結びつけている。医療ICT・DX対応3KEY WORDS FOR THE FUTURE未来を読み解くキーワードお話を伺った人2007年入社。薬剤師や管理栄養士はパフォーマンスも知識レベルも高く、大きなポテンシャルを秘めているという。『薬局=薬をもらう場所』というイメージを覆し、新たな薬局像を創造していく。白水 崇雄 さん専務取締役COO調剤薬局 トラストファーマシー株式会社トラストファーマシーこの法人の詳しい情報はでチェック!34RS/福田3P02G12022
元のページ ../index.html#34