薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2026
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調剤薬局ドリーム・メディカル愛知県で8店舗の調剤薬局を展開するドリーム・メディカル。仕事体験では、薬学生の選択肢を広げることをコンセプトに、在宅医療に焦点を絞った2つのプログラムを用意。「医療チームで取り組む終末期在宅」では、終末期の看取りをテーマに、地域の薬局で働く薬剤師の役割について掘り下げる。まずは、在宅医と看護師が現場の経験談などを通して終末期医療についてレクチャー。患者さまや家族をサポートする医療チームの働きと薬剤師の役割など、知る機会の少ない具体的な学びを得られる内容だ。その後、同社の薬剤師も加わる座談会をおこなうが、そこには学生も参加する。率直な意見交換を通し、他医療従事者からこれからの薬剤師に期待することを聞けるのも大きな魅力。在宅医療スタッフとの座談会に参加し終末期在宅を掘り下げるでの看取りという重いテーマに踏み込み現場のリアルを知ることは、視野の広がりや自身の医療観の醸成にもつながりそうだ。もうひとつは「医師と薬剤師による処方設計」。高齢者施設への訪問診療に同行し、在宅医療における薬剤師の役割と具体的な働きについて知るプログラムだ。現場では医師の問診に同社の薬剤師が同席し、両者が相談しながら処方設計をしていく。その様子を間近に見る学生は、薬剤師の職能の生かし方を具体的に学べるはず。フィードバックは医師、看護師、薬剤師とテーブルを囲んで。和やかな雰囲気の中、質問も気軽にできそうだ。先輩薬剤師とふれあう仕事体験は多いが、医療従事者と直接話せる同社のプログラムは、貴重な体験の場に違いない。在宅医療における薬剤師の職能の生かし方を現場で学ぶ医療機関・介護施設などと連携し、身近で信頼される薬局をめざすドリーム・メディカル。終末期医療に取り組む店舗も持つ同社のプログラムは、学生の満足度も高いという。医師や看護師と直接ふれあい在宅医療の実際を知るプログラムProgram Informationドリーム・メディカルの仕事体験プログラム終末期の看取りという専門的なテーマを、チーム医療メンバーとともに掘り下げる座談会。在宅医療における薬剤師の職能の生かし方を現場で学ぶ、訪問診療同行。医師や看護師と直接関わる機会を充実させた2つのプログラムで、視野を広げることができる。プログラム内容加藤 幹根 さん人事部POINT IN CHECK自分の将来についてしっかり考え、仕事体験を通じてビジョンを描くことにつながる機会にしてください。当社のプログラムでは、薬剤師はもちろん医師や看護師と直接話せる場を設けています。そこから学ぶことは多いはずです。「医療チームで取り組む終末期在宅」2024年6月~2025年2月1「医師と薬剤師による処方設計」2024年6月~2025年2月2ここがポイント! インターンシップ&キャリアプログラム情報法人の特徴CHECK THE NAVI詳しい情報は株式会社ドリーム・メディカル#在宅医療CHARACTERISTICS48

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