薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2026
51/64

群馬県高崎市で、早くから在宅医療に取り組んできたファーマ・プラス。医師や看護師、ケアマネジャー、管理栄養士など、多職種との密な連携によって地域医療を支えている。3コースからなるオープン・カンパニープログラムの特徴は、在宅医療の現場に同行できること。多職種との連携の大切さやチーム医療における薬剤師の役割について、リアルに学ぶことができる。薬剤師体験では、医師とのカンファレンスに同席する可能性もあるという。調剤ロボットや監査システムなど、DXが進んだ環境にも注目だ。業務効率化により、患者さんに深く寄り添える体制が整っていることを理解できるだろう。「服薬指導や調剤業務だけが薬剤師の仕事ではありません。実際に薬物療法の専門家としての役割と責任を体感できる仕事を体験して、医療現場における薬剤師本来の役割を学んでもらいたいと思っています」そう語る小黒さんが考える薬剤師本来の役割とは、本当に一人ひとりに適した薬を提供すること。例えば退院される患者さんの状態によっては、自宅で入院時と同じような服薬や処置ができないケースがある。そんな時、薬のスペシャリストである薬剤師ならではの視点で患者さんにとってベストな薬を届けられることこそ、同社の薬剤師の存在価値だという。「プログラムを終えて、『薬剤師に対するイメージがガラリと変わりました』と言う学生さんは多いです。当社の薬剤師は、医師や看護師たちと近い距離で、医療現場の最前線で活躍できるのが特徴。薬物療法の専門家としての役割と責任を全うする、“かっこいい薬剤師”の姿をぜひ見てもらいたいです」医師や看護師など多職種と密に連携し、地域医療の一翼を担っているファーマ・プラス。医療現場における薬剤師本来の役割を、肌で感じることができるプログラムだ。薬剤師に対するイメージを変える在宅医療現場のリアルを体験!Program Information法人の特徴CHECK THE NAVI詳しい情報は株式会社ファーマ・プラス#在宅医療CHARACTERISTICSファーマ・プラスのオープン・カンパニープログラム地域医療領域に踏み込んだ、リアルな仕事を経験。薬局の枠を超えて活躍する薬剤師の具体的な業務内容、医師や看護師などとの連携の大切さを学ぶことができる。調剤ロボットや監査システムといった様々な薬局設備に触れられるのも特徴だ。プログラム内容小黒 佳代子 さん専務取締役POINT IN CHECKオープン・カンパニーでは、なるべく近い距離で、実際に患者さんと関わる機会を大切にしています。加えて専門・認定薬剤師へのステップアップや学会発表など、社員が多彩なキャリアを描きながら活躍している点にも注目してみてください。最新の薬局設備と在宅医療体験(1日)2024年6月1日(土)~9月30日(月)1医療IT化と在宅医療・多職種との連携(2日)2024年6月1日(土)~9月30日(月)2理想の薬局で「かっこいい」薬剤師体験(3日以上)2024年6月1日(土)~9月30日(月)3 調剤薬局ファーマ・プラス51

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る